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アフガンで公開処刑、13歳の少年が家族を殺した犯人を射殺

アフガンで公開処刑、13歳の少年が家族を殺した犯人を射殺
X_Nilofar Ayoubi

アフガニスタンで先日、数多くの人々が見守る中、公開処刑が行われた。

 

スタジアムに約8万人が集まる

 

その公開処刑は12月2日、アフガニスタン南東部のホースト州にあるスポーツスタジアムで行われ、約8万人が集まっていたという。

 

スタジアムには13人の家族を殺し、死刑判決を受けた「Mangal」と名乗る男が連れてこられたそうだ。

 

そして家族を殺された13歳の少年が、男に向かって銃弾を3発発射し、射殺したという。

 

これでタリバンが政権に復帰して以来、公開処刑された人数は12人になったと言われている。

 

裁判所での審理を経て死刑判決

 

「Mangal」と名乗る男は2025年1月、仲間と共にホースト州にある家に侵入し、数人の子供と3人の女性を含む13人を殺害したという。

 

その後、地方裁判所や控訴裁判所、そして最高裁判所での審理を経て、最終的に「Mangal」に対し、死刑判決が言い渡されたそうだ。

 

裁判所からは、犯人の命を救うための許しと、和解の選択肢が提示されたが、遺族はそれを拒否。今回、13歳の少年が「報復刑」に基づき、処刑を行ったという。

 

アフガニスタンのタリバン政権は、シャリア法の厳格な解釈を科し、公開処刑の復活、教育機関や雇用機会から女性​​の排除を行ってきた。

 

アフガニスタンの人権問題に関する国連特別報告者のリチャード・ベネット氏は12月2日、公開処刑を前に、このような行為は「非人道的で残虐、そして国際法に反する異常な刑罰だ」と非難した。(了)

 

出典元:MailOnline:Back to the dark ages in the Taliban’s Afghanistan: Eighty-thousand strong crowd gather to watch 13-year-old boy execute his family’s killer(12/2)

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