【ドイツ】犯人が銀行の金庫にドリルで穴を開け、55億円相当の金品を強奪

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ドイツの銀行で、犯人らが大胆な手口を使い、大量の現金や貴重品を盗む事件が起きた。
大型ドリルで金庫に穴を開ける
その事件が発覚したのは12月29日、場所はドイツ西部の町、Gelsenkirchen市にあるSparkasse貯蓄銀行の支店とされている。
警察によれば、その日の早朝に、火災警報が鳴ったことで現場に急行、犯行に気づいたという。
犯人たちは、銀行の地下金庫に大型ドリルを使って穴を開け、現金と貴重品合わせて推定3000万ユーロ(約55億円)相当を盗み出したそうだ。
3000個以上の貸金庫を破壊
この犯行では、現金や金、宝石などが入った3000個以上の貸金庫が破壊されたと言われている。
目撃者によると、12月27日の夜から28日にかけて、駐車場の階段で数人の男が、大きなバッグを運んでいるのを目撃したという。
また29日の早朝には、近くの通りにある駐車場から、黒の「アウディRS6」が出てくる様子がビデオ映像に映っていたそうだ。
初期調査では、犯人が隣接する駐車場から銀行に侵入し、逃走したと考えられている。
警察の報道官はAFP通信に対し、今回の事件をハリウッド映画『オーシャンズ11』になぞらえ、「非常にプロフェッショナルな犯行だった」と語った。
被害を受けた銀行の顧客は、Sparkasse銀行に連絡するよう呼びかけられている。(了)
出典元:BBC:Thieves use drill to steal €30m in German bank heist(12/30)

























