フランス全土で、教育を巡る問題から学生が抗議デモ、機動隊と衝突

フランスでは先日から、教育環境に不満を抱く数千人の学生がデモを行い、機動隊と衝突した。
デモはパリから全国に広がる
このデモは先週、高校生によってはじめられ、彼らは教師不足、教室の過密状態、老朽化した校舎など、教育環境に抗議したという。
デモは首都パリで始まり、モンペリエやナント、マルセイユなどの都市でも行われ、全国に広がったそうだ。
現在、フランス国内3700校のうち735校が、デモによって「何らかの形で」影響を受けているという。
10月2日には、路上で学生と機動隊が衝突し、1747人のデモ参加者が逮捕されたと発表された。
Why are protests erupting across France?
The movement started by pupils at Paul Éluard Lycée in Saint-Denis last week to protest against what they say are dilapidated school buildings, overcrowded classes and a lack of teachers has turned into a nationwide outbreak of urban… pic.twitter.com/b713KxpTij
— The Times and Sunday Times (@thetimes) October 2, 2026
警察官に対する暴力で17歳の青年を逮捕
Laurent Nuñez内務大臣は、フランスのテレビ局「TF1」に対し、デモが「暴動と都市部での暴力行為に発展しつつあり、我々はそれを終結させるために、あらゆる手段を講じている」と語った。
またÉdouard Geffray教育相は、このデモが学生以外の者によって乗っ取られたと主張。実際に、ある教師は、デモに参加しているのが「私の生徒ではない」と語っていたそうだ。
10月2日の午前中、フランス北東部の町、ベルフォールで起きた抗議デモでは、1人の警察官が標的となり、17歳の青年が殺人未遂の疑いで逮捕されたという。
その時撮影された動画には、複数の若者が警察官を追いかけ、やがて地面に倒れた警察官が頭部を何度も殴打され、蹴られる様子が映っていた。
パリ郊外の町、パンタンでは、警察官に物が投げつけられた後、警察がデモ隊に突入。またストラスブールでは、警察が事態の悪化を懸念し、催涙ガスが使用された。
フランス政府は、教育にも影響を与える予算削減を計画しており、それが学生たちの怒りを買っているという。(了)
出典元:BBC:Riot police clash with students as education protests rage in France(10/2)

























