万引き容疑の女性の車に警察官が発砲し、1歳の男の子が死亡、映像を公開

今年6月、アメリカのミシシッピ州で起きた事件に関し、当時の警察官のボディカメラなどの映像が公開された。
逃走する車に警察官が発砲
この事件が起きたのは今年の6月14日、場所はミシシッピ州の町、セナトビア市にあるスーパー「ウォルマート」の駐車場とされている。
当時、2人の女性が「おむつ」を万引きした容疑で警察官に追われ、車に乗り込み逃走しようとしたところ、ハンター・フォスター巡査が発砲。車内にいた1歳の男の子、コーエン・ワイリー君が射殺された。
そして10月22日、当時の警察官のボディカメラの映像と、ウォルマートの監視カメラの映像が、ミシシッピ州捜査局(MBI)によって公開された。
Newly released footage shows the moments leading up to a Mississippi police officer fatally shooting 1-year-old Kohen Wiley outside a Walmart in Senatobia in June.
Officers were initially responding to reports of a man sexually harassing customers when their attention turned to two women accused of shoplifting, an allegation the women deny. An officer fired into their vehicle as it attempted to drive away, killing the child.
Mississippi’s attorney general declined to pursue criminal charges against the officer, but Wiley’s family disputes the decision and is calling for a federal investigation into the shooting. The officer who fatally shot Wiley has since resigned.
— CBS News (@CBSNews) October 23, 2026
「万引きは軽犯罪、死刑に値しない」
すでにミシシッピ州司法長官事務所は10月19日に捜査結果を発表し、セナトビア警察署による武力行使は「正当」であり、この件で起訴は行わないと結論付けたという。
またフォスター巡査の弁護士マーティン・ズマック氏も、逃走車が巡査に向かってきたため、フォスター巡査には発砲する以外に「選択肢がなかった」とコメントした。
一方、コーエン君の家族を代理する公民権弁護士、ベン・クランプ氏は10月22日の記者会見で、この警官の行動は「過剰」だったと主張。運転手は警官を轢こうとしたのではなく、逃走しようとしていたのであり、警察は車のナンバープレートを入手して万引きの容疑について捜査できたはずだとし、警官は発砲する必要がなかったと語った。
その上でクランプ氏は「コーエン君は、おむつの万引き容疑で殺害された。たとえ誰かが起訴されたとしても、おむつの万引きは軽犯罪だ。つまり、死刑に値するようなことではない。ましてや、1歳のコーエン君の死に値するようなことではない」と述べた。
しかもクランプ氏によれば、コーエン君の家族は結局、万引きの容疑で起訴されなかったという。
発砲した警察官が辞職
セナトビア市のグレッグ・グレイブス市長は10月23日、市議会が、コーエン君を射殺した警察官の辞職を受理したと明らかにした。
しかし、フォスター巡査が辞職を求められたのか、それとも自らの意思で辞職したのかという質問に対し、グレイブス市長はコメントを控えたという。(了)
出典元:ABC News:Mississippi police officer who fatally shot 1-year-old Kohen Wiley resigns: Mayor(10/24)

























