近視の人が見ている世界のよう!油彩画で描き出す光のアート作品が美しい
目の悪い人がメガネを外した時に見える世界のような、ユニークな絵を描く画家をご存じだろうか。
ケープタウンで活動するアーティスト
その画家とはPhilip Barlowさん。彼は南アフリカ共和国のケープタウンを拠点に活動しているアーティストで、近視や屈折異常の人の目に映るような世界を描いている。
その作品は一見、ピントがずれた写真のようにも思えるが、これらは油彩画で、ハイパーリアリスティックな技法を用いているという。
そして一般的な絵が鮮明さを求めるのに対し、この絵はあえて不明瞭に描くことで、独特な光の世界を再現している。さっそく彼の作品を見てみよう。
インスタグラムのフォロワーは9700人
Barlowさんは自身のインスタグラムに作品を投稿し続けており、現在9700人以上にフォローされている。
そして作品を見た人からは「焦点を外したところと、歩行者のシルエットの見事なコンビネーションだ」や「あなたの作品、全てが大好き。新しい光と色のコンビネーションに、おめでとう!」「これはスゴイ!」といったコメントが寄せられている。
また彼は東京へも訪れたことがあり、当時の写真も多くインスタグラムに投稿されている。
これまでの常識を覆し、あえてぼかして人物や景色を描くとは、新しい発想の作品と言えるだろう。(了)
出典元:boredpanda:How People With Bad Eyesight See The World When They Take Off Their Glasses Illustrated In 29 Oil Paintings