自分が彼氏の友人にレイプされている動画を、彼氏のスマホで見つけた女性が告発
彼氏とその友人男性にレイプされたオーストラリアの女性(24才)が2人を告発。先週金曜日に裁判の判決が出た。
その女性は、裸の自分が2人にもて遊ばれている動画を彼氏のスマートフォンの中に見つけ、レイプされていたことを知ったという。
彼と友人のタトゥーが映っていた
複数の海外メディアが報じるところによると、裁判所に提出された動画には、ベッドに横たわった裸の彼女の体内に2人の男性が「指を挿入している」場面が映っていたとのこと。
2人の腕にはそれぞれタトゥーがあり、その形から2人の男性が特定された。
動画を発見した彼女は、3週間ほど前に彼氏と一緒に友人宅に泊まった時のことを思い出したという。その日ベッドで目覚めた彼女は、下着が片足に絡みついた半裸の状態だったので、友人に裸を見られたかもしれないと思い、毛布をしっかりかけてくれなかった彼氏を責めた。
ドラッグで意識を失い
裁判所の記録によると、彼女ら3人はしばしばクラブに出かけ、違法ドラッグであるGHBを娯楽目的に使用していたとのこと。GHBは、幸福感の後に強烈な眠気を催し、意識を失うことで知られている。
動画には、彼氏が意識不明の彼女に「こういうことを何回やったか知っているかい?」と囁く声が録音されていたという。
また、指だけでなく、「物体(object)」を挿入する場面や、彼氏が友人に同じことをやるように勧めている場面も映っていたと報じられている。
2人の男性に実刑判決
先週金曜日の法廷で裁判官は、彼女が最も無防備な状態である時に2人の男性は彼女を守るべきであったが、それとは逆に彼女を侵害することを行なったと述べ、彼女が受けたショックや心痛、絶望感は理解できるとして、2人に実刑判決を言い渡した。
彼氏(27才)はレイプや麻薬所持などで懲役7年8カ月、友人(28才)には懲役5年9カ月となった。
信頼を裏切られ人生が変わった
被害者女性は法廷で、愛していた人と信頼していた人の2人から裏切られ、人生が変わってしまったと発言している。
また、海外メディアにはこう話している。
私はパートナーを失い、悲嘆に暮れています。淋しくて、積極的に生きようという気持ちが起こりません。
けれども、彼ら2人は(もとから悪い人間でなく)人生の道を選択する中で、周囲に危険を及ぼすような人間に変わってしまったのだと信じています。
(了)
出典元:The Sydney Morning Herald:Woman learned she had been raped when she found video on boyfriend’s phone(2/1)
出典元:Metro:Woman found out she’d been raped by boyfriend after finding video on his phone(2/2)