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フィンランドで最年少の女性首相が誕生、その年齢はなんと34歳

フィンランドで最年少の女性首相が誕生、その年齢はなんと34歳
Twitter/EU2019FI

フィンランドで34歳という若さの女性首相が誕生することになり、注目を集めている。(女性の首相は3人目)

 

5つの政党からなる連立政権を率いていく

 

フィンランドの社会民主党は8日、Antti Rinne首相の退陣を受けて、現在交通・通信大臣であるSanna Marin氏を新しい首相に選出した。

 

Marin氏は今週、正式に首相に就任し、5つの政党をまとめて連立政権を率いていくことになるという。

 

無論、34歳で首相になるというのは、フィンランドの歴史上初めてのこと。さっそく駐日フィンランド大使館も祝意を示し、ツイッターを投稿した。

 

金正恩氏よりも1歳若い

 

前首相のRinne氏は、郵便職員の所属変更を巡るストライキでの対応で非難を浴び、連立政権の「中央党」が不信任を提出。この結果、辞任に追い込まれたという。

 

またMarin氏は、世界でも最も若い国のリーダーと考えられている。北朝鮮の金正恩氏は現在35歳になるため、それより1歳若いことになるそうだ。ウクライナのオレクシー・ホンチャルク首相も35歳となる。

 

Marin氏は選出の際の記者会見で、次のように述べている。

 

「信頼を取り戻すために、私たちには多くの仕事があります。私たちにはともに協力していくという連立政権プログラムがあります」

 

 

Marin氏は27歳の時に、工業都市のタンペレにおいて市議会の議長になってから急速に頭角を現したという。

 

しかし9日から、フィンランド最大の企業も生産をストップし、ストライキに入る予定となっており、そのさなかに政権を引き継ぐことになるそうだ。(了)

 

※フィンランドでのストライキについては、JETROが詳しく伝えている。そちらも是非、参考にしていただきたい。

 

 

出展元:Mirror:New Finland prime minister Sanna Marin, 34, to become world’s youngest leader(12/8)

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