新型コロナで籠城中、暇すぎ父子がサンドイッチの箱で作った城塞がお見事
新型コロナウイルス対策のためのロックダウンで外出できず、暇を持て余した英国のお父さんが、子供と一緒に見事な城塞を作ってしまった。
ボードゲームに飽きて
英国サマセット州ウェルズ市のSteve Wilsonさん(52才)は、安全な柔らかい遊具を集めた子供のための遊技場「The Square」を経営している。
それは自宅のビルに併設した小規模な施設だが、地元では類似の場所が他になく、人気を集めていたらしい。ところが新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされ、今、Wilsonさん一家は家に籠っている。
ロックダウンが開始された当初は、4才の息子・Sebastian君とボードゲームをやって暇を潰していたWilsonさんだったが、さすがに飽きて別のことをやりたくなったという。
そこで、家にあった沢山の段ボール箱で、新型コロナウイルスから身を守る城塞を作った。段ボール箱はサンドイッチを入れてあったものだそう。
4時間で終わるはずが数日がかりに
休業中の遊戯場で息子と一緒に作った城塞の名は、新型コロナウイルスの正式名称Covid-19にちなんだ「キャッスル Covid」。
最初は4時間ほどでパパッと作るつもりだったが、ついあちこちに凝ってしまい、「結局数日がかりの建築作業になった」とWilsonさんは言う。
完成した城塞は、外壁に射撃用のタレット(turret)を備え、内部には回廊や秘密の部屋が配置されている。入り口の吊り橋は、紐で上げて閉じることができる。
手をかけて作った「キャッスル Covid」に愛着が湧いたWilsonさん。「息子のSebastianが遊んで壊してしまうかもしれないし、営業再開の時はどちらにせよ壊さなければいけません。その時はきっと、悲しい気持ちになるでしょうね」と海外メディアに話す。
4月6日に投稿されたFacebookの写真には、300以上の「いいね」が付き、「素晴らしい」「別次元のレベルだ」「楽しく遊べそう」といったコメントが寄せられている。(了)
出典元:Metro:Dad builds incredible quarantine fort for son out of sandwich boxes(4/10)
出典元:7News:Father builds ‘Castle Covid’ to keep son entertained during lockdown(4/11)