トランプ大統領が『インディペンデンス・デイ』のフェイク動画を投稿してしまう
トランプ大統領を合成した映画のワンシーンのフェイク動画を、本人がリツイートしたとして批判を浴びている。
映画『インディペンデンス・デイ』の一場面
トランプ大統領は先日、映画『インディペンデンス・デイ』の一場面を編集した動画をリツートしたという。(無論、本人ではなくスタッフが行ったと思われる)
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) May 16, 2020
そのワンシーンは、映画の中のThomas J. Whitmore大統領がエイリアンを殲滅するために向かう、戦闘機のパイロットたちを励ます場面だ。
この動画は「Mad “ObamaGate” Liberals」というユーザーが作ったものとされ、トランプ大統領の顔が、映画の大統領に置き換えられ、合成されていた。
We will not go quietly into the night. We will not vanish without a fight. We’re going to live on. We’re going to survive. pic.twitter.com/5lV3SuyeqF
— Mad "ObamaGate" Liberals (@mad_liberals) April 14, 2020
「本物の大統領は自分の言葉で演説する」
動画の中には、トランプ支持者や長女のイバンカさん、マイク・ペンス副大統領、テッド・クルーズ氏の姿が見られたという。
トランプ大統領のツイートはその後、8万回もリツイートされ、「感動的なスピーチだ」といった賞賛のコメントも寄せられたそうだ。
その一方で、批判の意見も届けられたとか。実際にある人物は、オバマ前大統領を引き合いに出して「本物の大統領は映画からのフェイクの、鼓舞するようなスピーチを盗んだりはしない。彼らは自らの言葉で演説する」と非難。
さらに別の人物も「(新型コロナで)8万9383人の死者が出ているのに、これがパンデミックの最中に、大統領が自分の時間を費やしてすることだとは…」と批判している。(了)
出典元:METRO:Trump tweets fake video of himself in Independence Day(5/17)