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近未来的デザインがカッコいい…コロナ禍でもナイトライフを楽しむための防護服が考案される

近未来的デザインがカッコいい…コロナ禍でもナイトライフを楽しむための防護服が考案される
Production Club

新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し緊急事態宣言が39県で解除される中、人々は“コロナ前”の日常をなんとか取り戻そうともがいている。

 

しかし“夜の街クラスタ―”の温床となってしまった夜の社交場に対する見方は今も厳しく、繁華街では閑古鳥が鳴くような状況が今も続いているところがほとんどだ。

 

そのような状況は海外でも同様だ。

 

ところがそんな現状にあってもナイトライフを楽しむための“防護服”が考案され、その近未来的なデザインも相まって大きな注目を集めている。

 

コロナ禍でも人との交流可能にする防護服

 

コロナ禍の中でもナイトライフを楽しめる防護服を考案したのは、米国ロサンゼルスとスペインに本拠を構えるクリエイティブスタジオ「Production club」だ。同スタジオは音楽やゲームなどに関わるイベントのため、没入感のある独特のデザインを行うことで知られる。

 

Production Clubが手掛けたイベントの様子(Production Club)

 

そんなProduction clubにより考案された防護服は、「MICRASHELL」と呼ばれるものだ。

 

この考案の背景について同社は新型コロナウイルスに言及。

 

その感染を抑制するためにはソーシャル・ディスタンスの確保は重要であるとしながらも、人との交流が制限される状況が長引く中で経済的・精神的なダメージが大きくなる潜在性を訴え、MICRASHELLが“パンデミックの時代に安全に人との交流を行うことを可能とさせる”“社会的に責任ある解決策”であると説明した。

 

中でもProduction clubは、MICRASHELLの利用場面としてコンサートやナイトクラブといったナイトライフやエンターテインメントの場を想定しているという。

 

Production Club

MICRASHELLの使用方法とは?

 

それではこのMICRASHELLはどのように機能するというのだろうか。

 

Production clubによると、MICRASHELLを構成するのはトップス部分とヘルメットだ。

 

Production Club

 

このヘルメットの後部には通気口が取り付けられており、そこから吸い込まれる清浄な空気がヘルメットを満たすことで、MICRASHELLを纏う人同士が同じ空気を吸うことなく安全に交流を持つことが可能となるという。

 

またヘルメットは目の部分以外は柔軟性のある素材で出来ていると共に、緩衝材やスピーカーなども取り付けられているため、快適な着用感の下、クラブでダンスを踊るといった行為が無理なく行えるようだ。

 

さらに特徴的なのは、着用する人が飲み物を飲んだり“ベイプ”と呼ばれる電子タバコを吸ったりすることが出来るための装置まで取り付けられているということ。

 

飲み物を飲んだりベイプを吸ったりという行為はクラブ等においてはごく一般的なものであるが故、それを可能とさせる装置を取り付けるというのは、ナイトライフシーンにおける利用を想定するMICRASHELLならではであると言えるだろう。

 

それ以外にもMICRASHELLには音量調節や位置情報に基く無線での音声コミュニケーションシステムなど、クラブをはじめとするナイトライフの楽しみ方を変える画期的な機能が備わっているという。

 

それと同時にMICRASHELLにはボトム部分がないため、トイレに行くといったことも容易に出来るとのことだ。

 

Production Club

商品化の際には企業への販売を想定、個人での購入も可

 

一方、新型コロナウイルスの感染が拡大する中においては、これまで実体験を提供してきた音楽業界や旅行業界といった多くの産業はオンライン上で“バーチャル”での体験提供に注力するようシフトしてきている。

 

そのような中においてもProduction clubはバーチャルではなく、安全に人が会い交流を持つためにはどうすれば良いか再考する稀有な存在であるといえる。

 

これについてProduction clubのMiguel Risueño氏は、「イベント産業が前例のない不況に陥ると共に、多くの人々の一団が外に出てパーティーへ行くためソーシャル・ディスタンス確保の指示を無視するのを目撃し、我々には双方の問題に対処し、全ての人に恩恵をもたらす解決策を見つける義務があるように感じた」という。

 

ただMICRASHELLは現状ではコンセプト段階であり、販売の予定もまだないようだ。

 

また商品化された際には、まずは個人よりもプロモーターやコンサート会場といった企業への販売を想定しているという。

 

しかしその一方で、その際には音楽を愛する個人への販売も行われるとしている。

 

Production Club

 

新型コロナウイルスが収束しない中でも、音楽イベントや夜の街へと足を運ぶことを可能とさせるMICRASHELL。コロナ禍が収束せずともこれを着てイベントに足を運ぶことが出来るようになる日が訪れるのか、Production clubの今後の動向を見守りたいところだ。(了)

 

出典:Business Insider:This hazmat-inspired suit lets you dance, drink, and even vape while staying safe from the coronavirus at concerts and clubs(5/9)

出典:Globalnews.ca:This might be the Space Age suit you wear to concerts during COVID-19(5/8)

出典:Production club

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