豊かな表情を浮かべるヒューマノイド「アメカ」、新たな動画を公開
イギリスのメーカーが製作しているロボットの、新しい動画がYouTubeに投稿された。
人から鼻をつつかれて怒る
そのロボットとは「アメカ」だ。これはイングランドのコンウォールを拠点にしている企業、Engineered Arts社によって開発が進められているロボットだ。
その特徴は、これまでにないほど人間のように豊かな表情を浮かべること。
今回、新たな動画が公開されたが、そこには人間の指を目で追い、指が自分の鼻に近づいた時、人間の手をつかむ様子が映っていた。それがこちら。
パーソナルスペースに入った物に反応
この動画について、Engineered Arts社は「アメカは、自分の “パーソナルスペース “に物が入ると反応するんです」と説明している。
この動画は12月23日に公開され、現在までに16万回以上も再生されている。また動画を見た人からも次のようなコメントが寄せられたという。
「流動的な動き。美しいデザイン。不気味でない。筋肉と皮膚の動きが良い。よくできている」
「まばたきや顔の微妙な歪みなど、極めて些細なことが、彼女を本物の生きている人間に見せているのは驚きだ」
他のロボットの頭部も開発
Engineered Arts社はウェブサイトにおいて、「アメカ」について次のように説明している。
「将来のロボット技術への発展のためのプラットフォームとして特別に設計されたAmecaは、人間とロボットの相互作用のための完璧な人型ロボットプラットフォームです。私たちは、信頼性が高く、モジュール化され、アップグレードが可能で、開発が容易な革新的な技術を提供することに力を注いでいます」
また同社は「アドラン」と呼ばれるロボットの頭部も製造しており、この頭部には22個の駆動装置があり、人間のように目や口を動かすことができるようになっているという。
さらに本物の人間の3Dスキャンデータから設計・製造されており、人間の骨格、肌の質感、表情などを模倣することができるそうだ。(了)
出典元:MailOnline:Don’t mess with the ‘world’s most advanced’ humanoid robot! New footage shows Ameca grabbing a researcher’s hand as it enters their ‘personal space’(12/24)