体の不自由な高齢者の女性、ベッドの上で巨大なネズミに襲われる
イギリスで、寝たきりの高齢者の女性が大きなネズミに襲われ、その後病院へ搬送される事件が起きた。
脳に障がい、体を動かせない
その女性とは、ダイアナ・カーク(76歳)さん。彼女は脳に障がいがあり、体を動かすことができず、ベッドで寝たきりの状態だったという。
そして5月9日(月)午前5時45分(現地時間)、ノッティンガムシャー州ビンガムにある自宅のベッドで、血まみれの状態で発見された。(写真はあまりにも凄惨なため、当サイトでは掲載しない)
ダイアナさんを襲ったのは、9インチ(約23cm)もあるネズミで、夫のジョンさん(85歳)が鳥用のエサ(種)を保管していたサイドボードの中に巣を作っていたそうだ。
顔中が血だらけだった
夫のジョンさんによれば、事件の夜、足元でネズミが引っ掻く音で起こされたという。
当時は、暗くてよく見えなかったが、明らかに大きなネズミだったと語っている。
午前1時半頃、再び引っ掻く音に気づき、その後眠りにつき、午前6時前にいつものように目が覚めたそうだ。
その後、階下に降りてリビングにいる妻の様子を見ると、顔中血だらけで、ネズミが噛んだ跡があったという。
骨まで齧ろうとしていた
ジョンさんは急いで救急車に連絡。救急車は8時20分には自宅に到着し、その後ダイアナさんは病院へ搬送されたという。
現在、ダイアナさんは回復し、すでに退院して自宅に戻っているが、当時は顔、首、手に傷があり、ネズミが骨まで齧ろうとしていた形跡も見られたとか。
このネズミはその後、近所の人が仕掛けた大きな鉄の罠にかかり、ペレット銃(空気銃)で射殺されたという。(了)