犬型ロボットにライフルを搭載、標的に発砲する動画がSNSに浮上
四足歩行ロボットの背中にライフルを乗せ、発砲するちょっと恐ろしい動画が投稿されている。
動画が690万回以上も再生
その動画は7月20日にツイッターに投稿されており、そこにはライフルを背中に装着した犬型ロボットの姿が映っていた。
このロボットは、前後左右に動きながら、標的を定めてライフルを複数回発砲した。
動画はすでに690万回以上も再生されており、2.6万件もリツイートされている。
All the people who laughed off the “worrywarts” years ago for freaking out about the Funny Dancing Robot Dogs ™ should be forced to watch this video once a day for the remainder of the year. pic.twitter.com/WBIrlGah3w
— Sean Chiplock (@sonicmega) July 20, 2022
ロシアの起業家がYouTubeに投稿
このロボットは、「ボストンダイナミクス」社の「Spot」のように見えるが、実際は中国の「Unitreeロボティクス」社の「Yusu」の模造品だという。
また犬型ロボットの背中に装着されているのは、ロシアの「PP-19 Vityaz」サブマシンガンだとされている。
メディア「Vice」が調べたところ、この動画は、もともとロシアのホバーバイク会社の創設者である、Alexander Atamanov氏のYouTubeアカウントに投稿されたものだそう。
Atamanov氏のアカウントには、他にも彼が射撃場で同じ銃を撃っている様子や、別の場所にロボット犬を連れていく様子の動画もあったという。
昨年も米企業が試みる
もっともロボット犬に自動小銃を持たせるというアイデアは、今に始まったことではない。
アメリカの企業「SWORDインターナショナル」も昨年、「Ghost Robotics」社が製造した四足歩行型無人地上車両(略してQ-UGV)の背中に、アサルトライフルを取り付けたという。
そして「SPUR(Special Purpose Unmanned Rifle)」と命名し、Instagramにその写真をアップロードした。
「Ghost Robotics」社によると、「SPUR」は弾がない状態から遠隔操作で初弾を装填でき、照準器も搭載されており、兵士は軍支給のタブレット端末にインストールされたアプリを介して、このロボットを操作することができるという。(了)
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出典元:METRO:Alarming footage shows a robot dog wielding an assault rifle(7/21)