麻薬組織に飼われていたワンコ、逮捕された犯人と同じく床に伏せて降伏
ブラジルで麻薬組織の男たちが摘発されたのだが、その時になんともユニークな場面が撮影された。
飼い主と一緒に床に横たわる
その映像が撮影されたのは7月28日、場所はブラジルのサンパウロ州、ホルトランディアにある牧場とされている。
警察は、そこで1.1トンの大麻を押収。麻薬組織の男らも逮捕され、3人の容疑者が両手を後ろに回して床に伏せ、手錠をかけられたという。
しかしその際、麻薬組織に飼われていた犬まで、警察に従うのが得策と言わんばかりに、男らと一緒に床に横たわった。その様子がこちら。
CACHORRO RENDIDO | Durante uma mega apreensão de drogas, quando três pessoas foram presas com mais de uma tonelada de maconha em uma chácara de Hortolândia, interior de SP, um cachorro “se rendeu”. O cão, segundo a investigação, fazia a segurança do local. #NoArNaCBN pic.twitter.com/GIZMGeXB4a
— Rádio CBN (@CBNoficial) July 29, 2022
犬は近所の女性に預けられている
ブラジルの麻薬警察によると、大麻は別の州からこの建物に運ばれてきたとされ、届けられた瞬間を見計らって、警察が押し入ったという。
逮捕された3人のうち1人の容疑者はこの建物の所有者で、その後3人はアメリカーナの近くにある麻薬警察本部に連行されたそうだ。
残された犬の方だが、現在は家の周りの土地を所有する女性と一緒に、敷地内に残っているという。この女性は麻薬取引には関与していないらしい。
またこの犬以外にも2匹飼われていたとされ、警察は今後、牧場に戻り、これらの犬について調べ、動物保護サービスが必要かどうかを確認する予定だとされている。(了)
出典元:METRO:World’s most useless guard dog lies down next to drug gang in police raid(7/29)