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ギネス世界記録で認定されている、背の高い女性が、初めて飛行機に乗ることができた。

一度も飛行機の座席に座れなかった

その女性とはトルコで暮らす、ルメイサ・ゲルギさん（24歳）だ。

彼女は今年、ギネス世界記録によって、現存する最も背の高い女性として正式に認定され、その身長は7フィート1インチ（約2.16m）もあるという。

しかも幼いころから身長が高かったため、ルメイサさんはこれまで一度も飛行機の座席に座ることができなかったそうだ。

しかし今回、トルコ航空の協力により、初めて飛行機に搭乗することができ、アメリカのサンフランシスコに向かったそうだ。

 

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ストレッチャーで移動

ルメイサさんを搭乗させるために、トルコ航空は6つの座席を取り外し、特別に設計されたストレッチャーを取り入れたという。

ルメイサさんはストレッチャーに横たわりながら移動をしたようだが、サンフランシスコに降り立った彼女は、次のようにSNSに投稿している。

「最初から最後まで完璧な旅。これは私にとって初めての飛行機の旅だったけど、きっと最後にはならない。私の旅の一部を担ってくれた一人ひとりに心から感謝します」

背が高い原因は「ウィーバー症候群」

実はルメイサさんの身長の高さは、「ウィーバー症候群」と呼ばれる病気の結果であり、この病気は成長を加速させると考えられている。

そして高い身長のために、彼女は普段、主に車椅子で移動しており、この病気を皆に知ってもらうためにもSNSを活用しているという。

今回、ルメイサさんは、ソフトウェア開発のキャリアを積むためにサンフランシスコに渡ったとされ、またギネス世界記録と連携してイベントをプロモートする予定だとされている。

ギネス世界記録の認定証を受け取った彼女は、人々に対し、次のように述べている。

「どんなハンディキャップも自分の長所に変えることができるので、（皆さんも）ありのままの自分を受け入れ、自分の可能性を意識して、どうかベストを尽くしてください」（了）

出典元：METRO：World’s tallest woman flies for first time in her life thanks to special bed(11/8)