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武漢ウイルス研究所での調査の実態を示す動画、コウモリに咬まれ腫れる様子も

武漢ウイルス研究所での調査の実態を示す動画、コウモリに咬まれ腫れる様子も
YouTube/Bl Lyu

アメリカのバイデン大統領が、新型コロナウイルスの起源について調査の強化を求めたが、そんな中、ある動画が注目を集めているという。

 

SARSの起源を探る様子を捉えていた

 

その動画は2017年12月29日に、中国の国営テレビ「中国中央電視台(CCTV)」が放送したものだ。(当サイトで掲載しているものは、CCTVの動画のコピーとなる)

 

動画では武漢ウイルス研究所の科学者が、SARSの起源を探るため、洞窟に住むコウモリを捕獲し、調査する様子が映っていた。

 

そこには、研究者が素手でコウモリを持っている様子や、チームメンバーが半袖・短パン姿で、手袋以外の個人防護具(PPE)を身につけずに、感染力の高いコウモリの糞を採取している様子も映し出されている。

 

また、ウイルス研究者の崔杰氏は、調査の際、捕獲したコウモリに咬まれた経験を語っている。

 

崔杰氏によれば、コウモリの牙はニトリル製の手袋を貫通していたという。そして動画でも8分46秒頃に、コウモリに咬まれた箇所が腫れている様子が映っており、崔杰氏も「コウモリの牙に咬まれた時には、針に刺されたような感じだった」と語っている。

 

「バット・ウーマン」も取材に応じる

 

この動画については、もともと「Taiwan News」が今年の1月15日に記事にしていたが、今回アメリカによる新型コロナの調査強化の報道により、再び注目を集めることに。

 

動画のナレーターは、コウモリに噛まれるなどして怪我をした場合はリスクがあると伝えているが、研究者は調査の前に狂犬病のワクチンを接種していたと述べている。

 

また武漢ウイルス研究所のリーダーで、「バット・ウーマン」と呼ばれる石正麗氏も、動画に登場しており、彼女は後に検閲で削除された記事において「人間に感染する確率は低く、この仕事は人々が考えているよりも、危険ではない」と述べていたという。

 

これに対し、「Taiwan News」の記事では、バイオセーフティーレベル4の研究室で働くこれらの研究者たちが、野生でも研究室でも、感染の可能性のあるコウモリを扱う際には、安全性を無視していると指摘。

 

その上で、WHOのチームは、安全対策が不十分だったために研究室内で感染症が発生した可能性や、機能実験のためにキメラウイルスが開発された可能性を評価する必要があると主張している。

 

2019年11月に研究員が謎の入院

 

アメリカでは情報機関から、武漢ウイルス研究所の研究員、数人が2019年11月(パンデミックの前)に体調不良を訴え、入院を余儀なくされていたことが報告された。

 

このことから、新型コロナの研究所からの流出説が再び浮上。バイデン大統領も、情報機関に対し、90日以内に新型コロナの起源についての再調査を行い、報告するよう指示している。

 

また「Taiwan News」によれば、中国のブロガーが2020年6月16日に、崔杰氏の研究室がウイルスを流出させたことを非難する記事をアップしたが、後に中国政府の検閲により削除されたという。(了)

 

 

出典元:NYPost:Scientists at Wuhan lab in COVID probe admitted being bitten by bats: reports(5/28)

出典元:Taiwan News:Video shows Wuhan lab scientists admit to being bitten by bats(1/15)

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