インドで大量のジャガイモに埋まり14人が死亡、保管倉庫が倒壊
インドで保管倉庫が倒壊し、作業員が大量のジャガイモや瓦礫に埋まって、死亡する事故が起きた。
合計24人が引き揚げられる
この事故が発生したのは、3月16日の午前11時30分頃、場所はウッタルプラデーシュ州のサンバル市にある冷蔵の保管倉庫だとされている。
当時、倉庫内には大量のジャガイモが袋に詰められ保管されていたが、老朽化した倉庫の屋根が崩壊。中で作業をしていた労働者が、ジャガイモの袋の下敷きになったという。
その後、救助活動が行われ、合計24人が引き揚げられたが、そのうち14人はケガが原因で死亡したそうだ。
#सम्भल में कोल्ड स्टोरेज की बिल्डिंग गिरी 30 से ज़्यादा लोग मलबे में दबे @sambhalpolice pic.twitter.com/6DNPE7CoYy
— Mamta Tripathi (@MamtaTripathi80) March 16, 2023
安全基準が守られていなかった可能性
救助活動には、連邦災害対策チームである国家災害対応部隊(NDRF)と州災害対応部隊が投入されたという。
警察は18日には、行方不明になっている労働者のほぼ全員の居場所を突き止め、救出作業は最終段階に入ったと述べている。
当局は、数カ月前に屋根の改築が行われたが、安全基準が守られていなかったという疑惑があることから、冷蔵倉庫の所有者とその関係者2名を告発した。
現在、警察によって4人が拘束されているが、主犯格は行方不明で、捜索中だという。
また警視総監は、この建物が倒壊した本当の理由について「瓦礫が撤去された後に判明する」と述べている。(了)
出典元:INDEPENDENT:14 killed under deluge of potatoes after storage roof collapses in Indian city(3/18)