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米軍機密情報漏洩の容疑で、FBIが州兵の男を拘束

米軍機密情報漏洩の容疑で、FBIが州兵の男を拘束
Twitter/Spriter

先日からネット上に、アメリカ軍の機密情報が流出している事件で、21歳の男が逮捕された。

 

マサチューセッツ州空軍州兵を逮捕

 

拘束されたのは、マサチューセッツ州空軍州兵のジャック・テイシェイラ容疑者だ。

 

近所の人の話によれば13日の午後、重武装したFBIの捜査官がマサチューセッツ州の町、ノースダイトンにあるテイシェイラ容疑者の母親の家に到着し、容疑者の名前を呼び始めたという。

 

その後、テイシェリア容疑者は短パンとTシャツを着て現れ、警察の車に乗せられたそうだ。

 

情報漏洩事件に関連して逮捕

 

アメリカ司法省のメリック・ガーランド司法長官は13日、情報機関の機密情報がネットに流出した事件の容疑者として、テイシェイラ容疑者を逮捕したことを明らかにした。

 

またガーランド司法長官は、「今回の逮捕は、国防機密情報の不正な持ち出し、保持、送信の疑いに関する捜査に関連して行われた」と述べたという。

 

Twitter/Spriter

 

テイシェイラ容疑者は、2019年9月にマサチューセッツ州空軍州兵に入隊。階級は一等空兵だとされている。

 

しかし、テイシェイラ容疑者は「サイバー・トランスポート・システム・スペシャリスト」で、基本的には軍の通信ネットワークに責任を持つIT専門家だったそうだ。

 

ある国防関係者がAP通信に語ったところによると、テイシェイラ容疑者はその役割において、より高いレベルのセキュリティ・クリアランス(アクセス権限)を有していたはずだという。

 

以前、ワシントンポスト紙は、アメリカ軍基地で働く若い男性が、ビデオゲームファンの間で人気のあるプラットフォーム「ディスコード」で情報を流したと報じていた。

 

しかしテイシェイラ容疑者の捜査は現在も続いており、どのように機密情報が流出したのかは、正確には分かっていない。(了)

 

出典元:The Guardian:Jack Teixeira: US attorney general confirms arrest of air national guardsman suspected of leaking classified Pentagon files – live(4/13)

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