金正恩氏、プーチン氏を信用していない?側近が椅子を何度も拭く
ロシアのプーチン大統領と、北朝鮮の金正恩総書記が会談を行ったが、準備をする側近たちの興味深い映像がネットに投稿されている。
何度も念入りに椅子を拭く
プーチン大統領と金総書記は9月13日、アムール州のボストーチヌイ宇宙基地において会談を行い、多くのメディアが両国の蜜月関係を示したと報じた。
しかし、ネットに投稿された映像には北朝鮮側の側近とみられる男性が、プーチン大統領との会談前に、金総書記が座る椅子を何度も、念入りに拭いている様子が映っていた。
また北朝鮮側の人間は、金総書記の巨漢を支えられるかどうか、椅子までチェックしたという。
ロシアの諜報機関は、以前から裏切ったスパイや敵対する人物に対して、致死性の高い神経剤の「ノビチョク」や、放射性物質「ポロニウム210」を使うことで知られている。
Reportedly, these are preparations to make sure that the chair Kim Jong Un would sit on is in the best possible condition. pic.twitter.com/xDsr9P7lG7
— Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) September 13, 2023
高い放射線を気にしていた?
そもそも金総書記は、ウラジオストクからアムール州のボストーチヌイ宇宙基地まで、飛行機で移動することを拒否したという。
その代わり彼は、北朝鮮から乗ってきた列車に乗って、基地まで移動したそうだ。
しかもボストーチヌイ宇宙基地では、バックグラウンド放射線(周辺の放射線)が高いらしく、金総書記がそれを恐れていたのではないか、との憶測も流れている。
今回の会談の中身は詳細に明らかにされていないが、両国が軍事分野で協力することが合意されたと考えられている。(了)
出典元:METRO:Kim Jong Un’s security rush to wipe down his chair during talks with Putin(9/13)