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ドライブスルーで店員が客に向けて銃を発砲、映像を公開【アメリカ】

ドライブスルーで店員が客に向けて銃を発砲、映像を公開【アメリカ】
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アメリカのファストフード店で以前、従業員が客に発砲する事件が起き、当時の映像が公開された。

 

ポテトが渡されず口論に発展

 

その事件が起きたのは2021年3月、場所はテキサス州のヒューストンにあるファストフード店「ジャック・イン・ザ・ボックス」とされている。

 

フロリダ在住のアンソニー・ラモスさんは当時、仕事でヒューストンに来ており、妊娠中の妻と当時6歳だった娘を空港に迎えに行き、その後この店のドライブスルーに立ち寄ったという。

 

そして12.99ドル(約1900円)のセットメニューを注文したのだが、カーリーフライ(ポテト)が含まれていなかったため、店の従業員と口論になったそうだ。

 

その後、従業員のアロニア・ファンタジア・フォード被告が、ラモスさんに銃を2回発砲。ラモスさんが急いで車を発進させたため、誰もケガなどは負わなかったという。

 

ラモスさんはこの事件について、2022年に訴訟を起こし、今回当時の映像が公開された。

 

3700万円の損害賠償を求める

 

裁判において原告側は、「ジャック・イン・ザ・ボックス」には、顧客の安全を守らなかった過失があると主張。原告の弁護士は、店側に従業員の身元調査をする必要があるとし、少なくとも25万ドル(3700万円)の損害賠償を求めた。

 

これに対し、「ジャック・イン・ザ・ボックス」側は当初の答弁書で、すべての申し立てを否定。フォード被告のような人物を「管理することはできず」「法的責任はない」と述べたという。

 

この裁判では、フォード被告も訴えられているが、彼女はすでにこの事件で凶器による加重暴行罪で起訴され、1年間の執行猶予付き判決を受けており、6月にはそれを終えたそうだ。(了)

 

出典元:ABC7:Houston Jack-in-the-Box employee shoots at customers over missing curly fries, lawsuit says | Video(9/27)

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