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MRIの検査室に銃を持ち込んだ女性、暴発しお尻にケガ

MRIの検査室に銃を持ち込んだ女性、暴発しお尻にケガ
flickr_liz west

アメリカで、MRI(磁気共鳴画像法)の検査の際、女性の持ち込んだ銃が暴発し、ケガを負う事故が起きていたことが明らかにされた。

 

銃が暴発し、右臀部を負傷

 

その事故が起きたのは今年の6月とされ、銃をMRIの検査室に持ち込んだのは、ウィスコンシン州に住む57歳の女性だとされている。

 

今年の7月に女性の保険会社が、米食品医薬品局(FDA)に提出した報告書によれば、女性患者が拳銃を隠し持った状態でMRIの検査室に連れてこられたという。

 

そしてMRIのトンネルのような筒に入っていく過程で、拳銃は磁石に引き寄せられ、一発の銃弾を発射。それが女性患者の右臀部に当たったそうだ。

 

しかし銃弾による傷は表面的で、皮下組織のみを貫通しており、女性患者はその後、順調に回復したという。

 

全ての金属類を取り除く必要

 

MRIは、強力な磁場と電波を使用して、体内の詳細な画像を生成するスキャンの一種で、患者の脳や骨、関節、内臓など、体のほぼすべての部分を検査できると言われている。

 

しかし機器からは強力な磁力が発生するため、あらかじめ患者は体からすべての金属類を取り除く必要があり、部屋に入るすべての物体も注意深く監視されるそうだ。

 

今回の女性の場合、定期的に金属物の検査を受け、所持していないことも確認されていたため、どうして銃が持ち込まれたのかは明らかになっていない。

 

ただこのような事件は以前も起きており、当サイトでも今年の2月にお伝えしている。(了)

 

【ブラジル】弁護士が銃を所持したままMRIの検査室へ、磁力により暴発し死亡

 

出典元:METRO:Woman shoots herself in the bum after entering MRI machine with a gun(12/8)

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