ロシアのハッカーが、英王室のウェブサイトをサイバー攻撃
イギリス王室のウェブサイトがサイバー攻撃を受け、しばらく閲覧できない状態になった。
大量のアクセスで機能停止
イギリス王室のウェブサイト「Royal.uk」は10月1日の早朝、エラーメッセージを表示し、利用者がサイトへアクセスできなくなったという。
その後、王室関係者はメディアに対して、サイバー攻撃を受けたと明らかにした。
この攻撃はハッキングではなく、DDoS攻撃とみられ、これは過剰なトラフィックがウェブサイトに向けられ、サーバーを圧倒し、機能を停止させることとされている。
ロシアのハッカー集団が犯行を認める
当初は、このサイバー攻撃が誰によって行われたのかは不明だったが、その後ロシアのハッカー・グループ「Killnet」が攻撃を行ったと、テレグラム・チャンネルで認めたという。
今年の初め、イギリス政府のオリバー・ダウデン副首相は、ロシアに関連したサイバー攻撃グループがイギリスを「破壊」しようとしていると企業に警告していた。
これらのグループの主な目的は「混乱させるか、破壊すること」であり、ダウデン副首相は「特に懸念すべき」状況であると述べていたそうだ。(了)
出典元:Sky News:Royal Family’s official website targeted in cyber attack(10/1)