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韓国人男性、配送センターでロボットに殺される

韓国人男性、配送センターでロボットに殺される
flickr_Fort George G. Meade Public Affairs Office

韓国にある配送センターで、ロボットにより、男性が殺害された。(アイキャッチはイメージ)

 

ロボットのセンサーを点検していた

 

聯合ニュースが11月8日に報じた内容によれば、その男性は40代のロボット会社の社員とされ、慶尚南道にある農産物の配送センターにおいて、ロボットのセンサー動作を点検していたという。

 

この産業用ロボットは、ピーマンの入った箱を持ち上げてパレットに載せていたが、点検中に誤作動を起こし、男性を箱と認識したそうだ。

 

そしてロボットアームは、男性の上半身をベルトコンベヤーに押しつけ、顔と胸を押しつぶしたという。

 

病院へ搬送後に、死亡を確認

 

男性はその後、病院に搬送されたが、死亡が確認されたそうだ。

 

今年の3月には、50代の韓国人男性が自動車部品製造工場で作業中にロボットに挟まれ、重傷を負う事故も起きている。

 

「American Journal of Industrial Medicine」が発表した研究結果によると、1992年から2017年の間に、アメリカで産業用ロボットによって少なくとも41人が死亡したという。

 

死亡事故の 83% は固定されたロボットが原因で、多くはロボットのメンテナンス中に発生していたそうだ。

 

また2015年には、ドイツのフォルクスワーゲンの工場で、22歳の労働者がロボットによって死亡したという。(了)

 

出典元:The Guardian:Industrial robot crushes man to death in South Korean distribution centre(11/8)

出典元:INDEPENDENT:South Korea robot crushes man to death after confusing him with box of vegetables(11/9)

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