『ウェストサイド物語』の撮影終了、S・スピルバーグ監督が写真を公開
ミュージカル映画『ウェストサイド物語』のリメイク版の撮影が終了し、監督がキャストとの写真を公開した。
インスタグラムで写真を公開
今回の『ウェストサイド物語』は1961年に公開された映画のリメイク版で、ニューヨークを舞台にライバルのグループが争う様子や、禁断の恋が描かれている。
リメイク版の監督を務めたのは、スティーブン・スピルバーグ氏。彼は先日、撮影を終了し、制作プロダクション「アンブリン」のインスタグラムを通して、撮影現場での写真を投稿した。
そこには写真と共に、撮影に協力してくれたキャストやスタッフ、そして街の人々に対する感謝の言葉も述べられていた。
キャストやスタッフ、街の人々にも感謝
インスタグラムの中でスピルバーグ監督は、「疲れを知らない才能あふれるキャストや、数百人に及ぶスタッフが、持っているものをすべて映画に注いでくれた」と感謝を述べている。
またオリジナルの『ウェストサイド物語』を作ったクリエーターたち、レナード・バーンスタイン氏やArthur Laurents氏、Jerome Robbins氏、Stephen Sondheim氏を称えた。
さらに映画はニューヨーク中で撮影でき、「ニューヨーク市がその美しさとエネルギーを貸してくれ、私たちは街の素晴らしい多文化、多様性の精神に大いに頼りました」と語っている。
スピルバーグ監督はニュージャージー州の Patersonでも撮影を行ったが、住人らがトレーラーやテント、クレーン、そして街中でのダンスシーンの撮影にも我慢してくれたとし、撮影で出会った歩行者や警察官、近所の人や子供たちすべてに温かく迎えてもらったと感謝している。
映画『ウェストサイド物語・リメイク版』には、Ansel ElgortさんやRita Morenoさんなど有名なダンサーや、俳優が出演。2020年の12月18日に公開される予定だという。(了)
出展元:ABC News:Steven Spielberg shares photos from ‘West Side Story’ remake(10/3)