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2年前に失踪していた少女、テレビ番組の視聴者からの通報で無事保護される

2年前に失踪していた少女、テレビ番組の視聴者からの通報で無事保護される
Facebook/National Center for Missing & Exploited Children

アメリカで2016年から姿を消していた少女の居場所が、テレビ番組を見ていた視聴者からの通報で明らかとなり、その後保護された。

 

母親や妹らと姿を消した8歳の少女

 

その少女とは、テキサス州のLubbockという街に住んでいたMariah Martinezちゃん(9)。

 

彼女は2016年10月18日、まだ8歳だった時に母親とともに自宅から姿を消し、行方不明になっていたという。

 

そして先日、「Live PD」というテレビ番組で彼女の失踪に関して特集され、関心が高まっていたそうだ。

 

その後、この番組を見ていた視聴者が、彼女の居場所に関して警察に通報。警察はMariahちゃんを無事保護することに成功した。

Facebook/National Center for Missing & Exploited Children

養育権が剥奪されそうな母親

 

そのテレビ番組によれば失踪当時、母親のAmanda受刑者は裁判所の命令によって、3人の子供たちの養育権を剥奪されそうになっていたという。

 

そのためAmanda受刑者はMariahちゃんと、5歳になる妹のJeremiahちゃん、そして2歳の Leimiah Martinez McGavokちゃんを連れて姿をくらましたそうだ。

 

しかし2017年1月に警察は通報を受け、母親のAmanda受刑者とJeremiahちゃん、そしてLeimiahちゃんを発見。ただMariahちゃんだけは、母親が捜査への協力を拒んだため、居場所が分からないままになっていたとか。

 

放映されたテレビ番組では最後に視聴者に対し情報の提供を呼びかけ、National Center for Missing & Exploited Children (NCMEC)へ連絡するようお願いしていたという。その結果、視聴者が情報を伝え、Mariahちゃんがニューメキシコ州にいることが明らかとなった。

 

NCMECはフェイスブックにおいて次のように投稿している。

 

「Mariahについては、金曜日にLive PD の番組内で取り上げられた。私たちはLubbock 警察署とニューメキシコ州警察と共に捜査を進めました。行方不明だった子供の1人を家へ戻すことができ、本当に感謝申し上げます」

 

もっともその後も警察は情報提供者や、Mariahちゃんの居場所などの詳細な情報については明らかにしていない。

 

日本でも行方不明者の情報を呼びかけるテレビ番組があるが、本当に視聴者の通報によって事件が解決したというのは、珍しいケースと言えるのかもしれない。(了)

 

 

出典元:FOX NEWS:Texas girl missing since 2016 discovered safe after viewer tips off TV show(3/29)

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