『マトリックス レザレクションズ』の予告動画、赤か青のカプセル選択で18万通りのパターン
映画『マトリックス』シリーズの新作『マトリックス・レザレクションズ』が、12月に封切られる。それに先立ってオープンした予告サイト(ティーザーサイト)で、ちょっと面白い、インタラクティブな予告動画を見ることができる。
赤いカプセル、青いカプセル
予告サイトにアクセスすると、画面に薬の赤いカプセルと、青いカプセルが現れる。その上には、「選択はあなた次第だ」というメッセージ。(英語表記になっていたら、カプセルの下のメニューで日本語設定に変えておこう)
『マトリックス』第1作目を観た人ならピンと来るだろう。主人公ネオ(キアヌ・リーブス)は、赤か青、どちらかのカプセルを飲むように迫られる。赤を選ぶなら、今生きている仮想現実世界から抜け出し、自由になることができる。青を選ぶなら、コンピューターに管理された仮想現実の中で、安楽に暮らし続けることができるのだ。
主人公ネオが選んだのは「赤」。しかし、今回の予告動画を観るネットユーザーは、どちらを選んでもいい。違った視点、違ったナレーターによる短い動画が流れるようになっている。
これだけだと、たった2つのパターンということになるが、実際は膨大なパターンがあるという。海外メディアによれば、予告サイトにアクセスした日時と、選んだカプセルの組み合わせによって、18万通りの異なったバリエーションが用意されているそう。つまり、時間を変えて赤青を選ぶと、違ったものが観れるというわけだ。
このインタラクティブな予告動画は、本編から切り取った数秒のシーンを並べたもの。ややまとまりに欠ける感じがある。きちんと編集された長尺の予告編は、9月9日に公開されるとのこと。
出演者はほぼ前作と同じ
シリーズ4作目になる『マトリックス レザレクションズ』の出演者は、前作『マトリックス レボリューションズ』とほぼ変わりないようだ。
ネオ役はもちろんキアヌ・リーブス、トリニティー役はキャリー=アン・モス、敵役のエージェント・ジョンソンはダニエル・バーンハードが演ずる。また、前3作で独特な味を出していたモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)は登場せず、同じ役割の人物をヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が演じるらしい。
もともとは2021年5月に公開される予定だった『マトリックス レザレクションズ』だが、新型コロナの影響で12月の公開となった。(了)
出典元:Metro:The Matrix Resurrections: Interactive teaser footage reveals Keanu Reeves’ return as Neo(9/7)
出典元:Mashable:Choose your ‘The Matrix Resurrections’ teaser trailer: Red, or blue?(9/7)
出典元:Wikipedia:マトリックス レザレクションズ