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怖すぎて放送中止のセサミストリートがネット上に登場

怖すぎて放送中止のセサミストリートがネット上に登場
Reddit/sarsaparilla170170

「セサミストリート」といえば、子供向けの無邪気な内容が特徴だが、中にはそうでもなく、初回放送されただけでお蔵入りとなったいわくつきの回もある。

 

親から苦情の手紙が殺到

 

それは1976年にアメリカで放送された第7シーズンのエピソード847。女優のマーガレット・ハミルトンさんがゲストとして特別出演した回だ。

 

彼女は、1939年のアメリカ映画『オズの魔法使い』で、強烈に意地の悪い魔女「Wicked Witch of the West(西の悪い魔女)」を演じたことで知られる。セサミストリートへの登場も、この魔女としてだった。

 

その回で使われた効果音が不気味だったためか、ハミルトンさん演じる魔女が邪悪すぎたせいかははっきりしないが、テレビ放映後に親からの苦情の手紙が殺到した。そのため、以後このエピソード847だけは2度と放送されなかった。

 

海外メディアによれば、その録画はアメリカ議会図書館に保管されているが、一般公開はされていないらしい。だが、最近、同じ録画がアメリカのソーシャルニュースサイト「Reddit」に投稿され、誰でも見れるようになっている。

 

 

ストーリーの大筋は、魔法の箒(ほうき)を失くして空から落ちて来た魔女が箒を取り返そうとするもの。邪悪な魔女は、最初、セサミストリートの住人を脅しつけて取り返そうとするが、箒には特別な呪いがかかっている。そのせいで、脅すのでなく丁寧にお願いしないと、箒に触れた魔女に電気ショックが走ってしまう。結局魔女は住人にきちんとお願いし、返してもらった箒に乗って永久に飛び去る。

 

子供が本当に怖がったかは不明

 

セサミストリートに関する情報を集めたサイト「Muppet Wiki」によれば、親たちの苦情は「子供が怖がっている」というものがほとんどだったそう。

 

そこで放送後すぐに、子供たちを集めた調査が行われた。結果はというと、「子供たちはマーガレット・ハミルトンのシーンになると特別に集中し」、彼女の緑の顔に惹かれたが、子供達が本当に怖がっていたかどうかは分からなかったとのこと。(了)

 

出典元:Mashable:Watch the lost ‘Sesame Street’ episode reportedly banned for being too scary(6/20)

出典元:Muppet Wiki:Episode 0847

出典元:Wikipedia:オズの魔法使い

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