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グーニーズファンもらい泣き！ゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いたキー・ホイ・クァンの喜びまとめ

グーニーズファンもらい泣き！ゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いたキー・ホイ・クァンの喜びまとめ
goldenglobes／Twitter

キー・ホイ・クァンは、80年代に映画『グーニーズ』や『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』に出演していた元・子役スターだ。名前を知らなくても、映画のタイトルと顔を見たら、夢中で映画を見ていた当時の自分とともに思い出す人もいるのではないだろうか。

 

そんなかつてのスターが、再びスポットライトの中心に帰ってきた。

 

ゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞

 

1月11日に発表された第80回ゴールデングローブ賞。アメリカではアカデミー賞の前哨戦と呼ばれ、テレビと映画に与えられる賞だ。受賞こそは逃したが、日本の『犬王』がアニメーション部門にノミネートされていたことでも注目されていた。

 

そんな大きな授賞式で助演男優賞に輝いたのが、『グーニーズ』でデータを演じ、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』で孤児のショートを演じたかつての子役スター、キー・ホイ・クァンだ。

 

あれから40年近くが経ち、「あの人は今」状態だったキー・ホイ・クァンだが、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』での演技が評価され、ゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞。彼の妻を演じた、ミシェル・ヨーも主演女優賞（ミュージカル＆コメディ部門）を受賞している。

 

キー・ホイ・クァンが受賞スピーチで語ったこと

 

トロフィーを手にした彼が授賞式で語ったのは、かつての恩師と現在の仲間、そして妻への感謝だ。声を震わせながら語る彼の姿は、胸を打つスピーチとなった。

 

彼が語った内容がこちらだ。

 

ワオ、本当にありがとう！私はどこから来たのかを忘れないようにと育てられました。私に最初にチャンスをくれた人を、忘れることはありません。ここにスティーブン・スピルバーグがいてうれしいです。本当にありがとう、スティーブン！

私が『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』でキャリアをスタートさせたとき、私は選ばれてラッキーだと思っていました。成長するにつれて、それだけだったんじゃないかと考えるようになったんです。運だけだったんじゃないかって。何年間もそれ以上のものは得られないのではないかと思っていました。何をしても、子ども時代を超えられないのではないかとね。ありがたいことに、30年以上経って、2人の男が私を見つけてくれたのです。彼らはあの時の子どもを覚えていました。そしてもう一度挑戦する機会を与えてくれたんです。

ダニエル・クワンとダニエル・シャイナート（監督のふたり）、本当にありがとう。答えを見つける手伝いをしてくれて。望んでいたもの以上を手にすることができました。

すべての『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ファミリーに感謝を伝えます。

そして、最後になりましたが、人生で最も大切な人物であり、常に私を信じ続けてくれた妻へ。愛しているよ。心からね。

 

▼動画はこちらから

 

 

▼CM中には、スピルバーグ氏との再会を喜んだ

 

 

▼自分の名前が書かれた発表用紙を持って喜ぶ姿も

 

「38年間、ゴールデングローブの授賞式を見続けてきた」

 

「いつかゴールデングローブを受賞すると思っていた？」と聞かれると、キー・ホイ・クァンはこう答えている。

 

ゴールデングローブの授賞式を38年間見続けてきたんだ。『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』でキャリアをスタートさせてからね。そしてレッドカーペットに立ち、授賞式に参加することを夢見ていたんだ。大人になるにつれて、仕事の機会が減り、夢も褪せていった。そして、そんなことは起こるはずないと思うようになったんだ。そんな僕がここにいる…それだけじゃない、受賞したんだ！

 

▼動画はこちら（質問は1分頃～）

 

 

『グーニーズ』を夢中で見た経験のある人は、幅広い世代でいるはずだ。当時は画面の中のキー・ホイ・クァンと同じぐらいの年だっただろう。受賞をピュアに喜ぶ彼の姿は、多くの『グーニーズ』ファンを笑顔にしているはずだ。（了）

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