英コメディアンに性的虐待疑惑が浮上、4人の女性が告発
イギリスで有名なコメディアンの男性が、4人の女性から性的暴行などの容疑で、告発された。
レイプ、性的暴行、虐待疑惑
そのコメディアンとは、ラッセル・ブランド氏だ。
イギリスの3社の報道機関が16日に報じた内容によれば、ブランド氏を知る4人の女性たちが、人気があった当時、レイプや性的暴行、虐待を受けたとし、告発したという。
その報道機関とは、「サンデー・タイムズ」紙、「タイムズ・オブ・ロンドン」紙、放送局「チャンネル4」の番組「ディスパッチ」だ。
その報道によれば、1人の女性がレイプされたと主張し、他の3人の女性が性的暴行で彼を訴えたという。また、1人の女性は、ブランド氏により肉体的、精神的に虐待されていたと語ったそうだ。
「常に合意の上だった」と主張
一方、ブランド氏はネットに動画を投稿し、この性的虐待疑惑を否定。人気があった当時の、女性たちとの交際は、常に合意の上でのものだったと主張した。
また今回の報道について、自分の信用を失墜させるために計画された組織的な攻撃の一環であるとも示唆したという。
ブランド氏は2000年代初頭にイギリスにおいて、スタンドアップ・コメディで有名になり、「チャンネル4」や後にBBCのラジオ番組でホストを務めるようになる。
その後ハリウッドに進出し、2008年の映画『Forgetting Sarah Marshall』や2011年の『アーサー』のリメイクなどに出演。また2010年から2012年まで、米国のポップスター、ケイティ・ペリーと結婚していたという。
近年は、個人の自由や新型コロナなどをテーマにしたYouTube動画を投稿し、政治評論家やインフルエンサーとして活動しているそうだ。(了)
出典元:ABC News:Comedian Russell Brand denies allegations of sexual assault published by three UK news organizations(9/17)