猛暑の中、電車に取り残された人々に、フード配達員が水のボトルを投げ入れる

イギリスで、故障により電車が止まり、猛暑の中、車内に取り残された乗客たちに、水のボトルが投げ入れられた。
エアコンの無い状態で車内に
6月20日、ロンドン近郊では少なくとも3本の電車が故障して停止し、乗客たちは34℃の猛暑の中、エアコンがつかない状態で、車内に閉じ込められたという。
そしてロンドン・ブラックフライアーズ駅発、ブライトン行きの列車も立ち往生し、最終的に乗客たちは電車を降り、線路を歩かなければならなかったそうだ。
この時、フードデリバリーサービス「Just Eat」の配達員が、水のボトルを乗客たちに投げる様子が撮影された。
A food delivery driver with a very accurate arm came to the aid of thirsty passengers stuck on a train in London amid sweltering conditions. https://t.co/GQjJBdiI0S pic.twitter.com/oBkWIaD1qm
— ABC News (@ABC) June 22, 2025
「列車内で立ち往生、Just Eatが救う」
なぜ「Just Eat」の配達員が、水のボトルを乗客たちに投げ入れていたのかは、分かっていない。乗客の誰かが、暑さに我慢できず、注文したとも考えられている。
ただ乗客たちは水のボトルが車内に届けられる度に、歓声を上げており、SNSにも乗客の1人は「この男性にメダルをあげてください。列車内で立ち往生、Just Eatが救う」と投稿した。
また別の乗客は、SNSで救助を求め、「ブラックフライアーズ駅とイーストクロイドン駅の間で、1時間以上もエアコンのない列車に閉じ込められている」と投稿。
さらに、ある乗客も「まるでオーブンのように、じわじわと焼かれているようです」と投稿したという。
別の路線でも、電車が停止してしまい、やはり乗客が線路に降りて、移動する様子が映っていた。
It was very hot inside the train. Please pass our thank you to the driver and emergency service. Driver tried his best to keep the situation calm , it wasn’t easy. Also thanks to those passengers for helping others. https://t.co/0ygSBCYtbN pic.twitter.com/ASLfN1yUUr
— A Choudhury (@AChoudhury14) June 21, 2025
この日は最高気温が34℃に達していたが、1976年の6月には35.6℃の気温を記録したこともあるという。(了)
出典元:METRO:Just Eat driver tosses water to evacuated London train passengers ‘slowly cooking’ in heatwave(6/21)