キャビンアテンダントが機内で乗客の赤ん坊に授乳、その姿が目撃され話題に
フライト中に機内でキャビンアテンダントが乗客の赤ん坊に母乳を与える姿が撮影され、注目を集めている。
自らの母乳を与えるCA
そのキャビンアテンダントとは、フィリピン人のPatrisha Organoさん(24)。彼女は11月6日の朝、空港を飛び立ったフィリピン航空の国内線に搭乗し、勤務についていたという。
するとその時、機内から赤ん坊の声が。Organoさんが乗客の席へ向かったところ、赤ん坊の母親は粉ミルクがなくなってしまったと困った様子で伝えてきたそうだ。
しかし機内に粉ミルクの予備はない。そのため生後9カ月の娘がいるOrganoさんは赤ん坊を預かると、自らの母乳を与えることに。
これにより赤ん坊は泣き止み、母乳を飲んだあとは眠りについたとされている。
「同じ母親として気持ちが分かる」
Organoさんによれば、赤ん坊の母親は朝の便に乗るために、前の晩の午後9時から空港で過ごして来たという。
このため粉ミルクが不足してしまい、機内で赤ん坊が泣くことになったそうだ。Organoさんは次のように語っている。
「私は離陸してからフライトの際に、母親がどんな経験をするか分かっています。同じ母親として、それがどんなストレスになるのかも知っています。空腹の子供に食べさせられない時の無力感は、ひどいものです。だから私は声を掛けた(介入した)のです」
またOrganoさんが手を差し伸べた時、赤ん坊の母親は安心し、その後もOrganoさんに感謝の言葉を伝えたという。(了)
出典元:METRO:Air stewardess breastfeeds crying baby after mother runs out of formula milk(11/8)
出典元:MANILA BULLETIN:Flight attendant breastfeeds stranger’s infant aboard plane(11/8)