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イギリスで双子の赤ちゃんに起きた奇跡、離れていた兄弟が再会後に容態が改善

イギリスで双子の赤ちゃんに起きた奇跡、離れていた兄弟が再会後に容態が改善

早産で生まれた双子の兄弟に起きた、不思議な出来事が英メディアによって紹介されている。

 

妊娠25週目で産気づく

 

その双子の兄弟とは、イギリスのWrexhamで暮らすDylan君とDeiniol君だ。母親のHannah Zimunyaさん(28)は2018年10月に、妊娠25週で産気づいたという。(通常は40週が出産予定日)

 

HannahさんはWrexham Maelor病院へ搬送され、医師たちは出来る限り出産を遅らせる努力を続けたが、その2日後に、Dylan君とDeiniol君が15週も早く生まれた。

 

当時のDylan君の体重は0.9kg、Deiniol君の体重は0.7kgしかなかったため、その後2人は早産の赤ちゃんをケアする王立ボルトン病院へ運ばれ、呼吸器を装着することに。

 

Hannahさんにはすでに3人の子供がいたが、当時のことについて「全ての経験が恐ろしかったです」と語っている。

 

お別れを言うため2人が再会

 

その後、Dylan君の容態は改善し、再びWrexham Maelor病院へ戻されるが、Deiniol君の方は回復の兆候も見られず、酸素吸入も100%の状態で続けられたという。

 

そして2人が生まれて14週間後、医療スタッフはDeiniol君の容態が悪化して、もはや生きられないと心配したため、両親らはDylan君をDeiniol君のもとへ連れて行き、お別れをさせたそうだ。

 

その時、不思議なことが起きる。

 

数時間後に容態が改善、さらに…

 

Dylan君はDeiniol君と同じ保育器にわずか5分ほど入れられ、彼を抱いていたのだが、それから数時間にDeiniol君の容態が改善。酸素のサポートも50%にまで減らすことができたという。

 

このことはHannahさん夫婦ももちろん、医師や看護師も予期していなかったそうだ。

 

そして翌日、Dylan君を再びWrexham Maelor病院へ戻すと、再びDeiniol君の容態が悪化。酸素吸入も100%の状態に戻すことになる。

 

そこでHannahさんは再びDylan君を連れてきて、2人を会わせたという。するとそれから2日後、Deiniol君は回復し、完全に呼吸器も外せるまでになったそうだ。

 

母親のHannahさんは次のように語っている。

 

「それは本当に奇跡でした。DylanがDeiniolを抱きしめることで、命を救ったのです。その様子を見るのは素晴らしかったです。このことは、2人を決して離すべきではないことを、私たちに示していたのです」

 

その後も、Dylan君は王立ボルトン病院に残り、Deiniol君と2カ月一緒に過ごした後、今年の1月に退院。それに続き、Deiniol君も4月に退院し、家に戻ることができたという。(了)

 

 

出典元:BBC:Premature baby’s cuddle ‘saved twin brother’s life’(11/20)

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