小学生の前に現れた着ぐるみキャラは、離れ離れになっていた母親だった
母子の繋がりというのは、どんなに距離が離れても弱まらないものだろう。
米国ウィスコンシン州にあるMcKinley小学校が最近Facebookに投稿した動画には、そのことがよく現れている。
再生回数が46万回を超えたこの動画を見ると、誰でも少し涙が出てくるのではないだろうか。
長期赴任から戻った軍勤務のママ
映像には、マスコットキャラの着ぐるみを着た母親が、長い間会っていなかった息子と再会する瞬間が写っている。そこにはこんな背景がある。
McKinley小学校は、創立以来初めて学校のマスコットキャラを作り、それを生徒たちに発表しようとしていた。
ちょうどその頃、生徒の一人ジェイク君は、軍勤務で海外に派遣された母親と会えずに淋しがっていた。だが、折りよく母親の任務が終わり、家に帰ってくることになったのだ。
それを知った学校は、ジェイク君の母親と事前に連絡を取り、ちょっとしたサプライズを企てた。
マスコットキャラの発表会で
動画の冒頭に映っているのは学校の食堂に集まった生徒たちだ。記念すべきジャガーのマスコットキャラの発表会。
キャラクターの着ぐるみが現れ、生徒たちは沸き立つ。もちろん、中に人が入っているのは皆分かっているが、それが誰かは知らない。
マスコットキャラはいかにもキャラクターらしい仕草で手を振り、生徒たちとハイタッチを交わし、最後にジェイク君がいるテーブルに着く。
ジェイク君は、からかうような表情でお菓子の袋を差し出したりしているが、頭を取り去ったマスコットの中から出てきた顔を見てしばし呆然。
だが、すぐに大声で「ママ」と叫び、走ってテーブルを周り、母親に抱きつく。見ていた生徒たちもこの頃になると何が起こっているかに勘づき、大きな拍手が起こる。
抱き合ってぐるぐる回るジェイク君は幸せそうだ。おそらく、一生忘れられない思い出になるだろう。(了)
出典元:Shareably:Military Mom Surprises Son As School Mascot(3/21)
出典元:Facebook/McKinley Elementary School