混雑のバーゲン会場で他人のバッグを買ってしまった女性が、ネットで持ち主発見
これはアメリカのメディアに紹介された、ちょっと面白い出来事。有名なバッグブランド「コーチ(Coach)」のバーゲンセールで、ある女性が、別の女性の持ち物であるコーチのバッグを買ってしまったという。なぜそんなことになったのか……
買ったバッグの中に誰かの持ち物が
不思議な買い物をした女性は、Sasha NarangさんというTikTokユーザー。動画の中で、買ったコーチのバッグを見せながらこう話す。
「それで、私は店にいたのよ、いい? で、この、とっても可愛いコーチのバッグを見つけたんで、買った。買った……んだけど、誰か別の人のバッグだった!」
彼女は、バッグの中身——お金や化粧品、カエルのキャラクター(ケロケロケロッピ)のポーチ、カード類や身分証など——を見せ、「店の人はどうして私にこれを売ったのよ?」と叫ぶ。
Sashaさんは、そのバッグを「とても大規模なバーゲンセール」で買ったという。バッグや服など多くのアイテムが売られており、カテゴリーごとに値段は均一。どの商品にも値札は付いていなかったそうだ。
また、客が狂乱状態で、彼女も急いで買ったので、中に物が入っているのに気づかなかったという。
入っていた身分証から、持ち主の名前はAshley Kwonとわかった。バッグを買ったSashaさんが友人と手分けしてネットを検索すると、そのAshleyさん本人が見つかった。
試着の際に置いたバッグが
無事にバッグと中身を受け取ったAshleyさんは、TikTokに報告とお礼の動画を投稿し、当時のバーゲン会場での経緯を説明している。
それによると、Ashleyさんはシャツを試着しようとして、着ていたジャケットを脱ぎ、バッグと一緒に近くのラックに掛けたのだそう。そしてちょっと目を離した隙に、バッグは消えていた。
盗まれた、と思ったAshleyさんは、警備員や会場のスタッフに尋ねたが、バッグは見つからず。諦めていたところ、フェイスブックのDMでSashaさんからの連絡を受けたという。
おそらく、ラックに掛かったバッグを会場スタッフが売り物と間違え、本来あるべき売り場に持って行ったのだろう、とAshleyさんは推測している。(了)
出典元:New York Post:I accidentally bought someone’s purse — and turned to social media to find her(9/27)
出典元:TikTok:@suhjoofudgoo Ashley Kwon(9/17)