ダイビング中、意識を失った男性の前に人魚が出現、救出に成功【アメリカ】
アメリカで、溺れかけたダイバーを3人組の人魚が救うという出来事があった。
人魚の姿をした3人が現れる
そのダイバーとは、パブロ・アビラさん。彼は10月23日、カリフォルニア州カタリナ島沖で、息子や友人と共にダイビングを楽しんでいたという。
しかし海に潜っている最中、経験豊富なダイバーのパブロさんは突然、意識を喪失。溺れそうになってしまう。
その時、突然人魚の姿をした3人が現れ、パブロさんを救出。ダイビングギアを外し、人工呼吸を施して、溺れるのを防いだという。
人魚の講習会が行われていた
実はパブロさんたちが潜っていたそばでは、人魚の講習会が行われていたという。
そして助けを求める声を聞き、マイアミ出身の人魚パフォーマー兼ダイバーであるエル・ヒメネスさん(33)と、彼女の生徒2人が行動を起こしたそうだ。
彼女たちは、人魚のフィンを身につけ、素早く状況をコントロール。重いダイビングギアと、さらに35ポンド(約16kg)もある水中ウエイトを素早く取り外したという。
また人魚講習の生徒で、ダイバーの資格を持ち、消防士としても働いているエレーナ・マリー・ガルシアさんは、水中でパブロさんに人工呼吸を行ったそうだ。
その後、パブロさんは意識を取り戻し、無事に海岸に戻ることができたとか。
ガルシアさんはその後の取材に対して「きれいな尻尾や笑顔だけでなく、(人魚は)命を救うこともできるのです、優雅にね」と答えている。(了)
出典元:Good News Network:Three Mermaids Save a Scuba Diver From Drowning: ‘Not Just Pretty Tails And Smiles’(11/13)