キリスト像に似せて顔を加工したとして、スペイン男性が罰金刑に


スペインで自らの写真をキリスト像に似せて加工したとして、男性が罰金刑に処せられ話題となっている。

 

“宗教的感情の侮辱”により6万3000円の罰金

 

自らの写真をキリスト像に似せて加工したとして罰金を支払う羽目になってしまったのはDaniel Cristian Serranoさん(24)。

 

Serranoさんは画像を昨年4月にインスタグラム上に投稿。

 

しかしこれが基の画像に利用された像を管理する宗教団体に見つかり、怒りを買うことになってしまったようだ。

 

Hermandad de la Amargura de Jaén

 

この後教会側は画像が宗教上の信仰を侮辱するものであるとし、二度にわたりSerrano容疑者に画像の削除を要請。

 

しかしSerranoさんはこれに応じず、教会側は刑事告訴を行うに至ったという。

 

これに対し、ハエンの裁判所はSerranoさんが“宗教的感情の侮辱”を行ったとして、Serranoさんに対し480ユーロ、日本円にして約6万3000円の罰金を支払うよう命じた。

 

一方で検察側は“宗教的な感情を侮辱するよう考えられた恥ずべき加工”であるとし、当初2160ユーロ、日本円にして約28万7000円ほどの額を支払うようSerranoさんに要求していたそうだ。

 

本人は単なるジョークと弁解

 

裁判の渦中にあった際、Serranoさんは地元紙の取材で「それはジョークだった。誰かを侮辱するような意図はなかった」と弁解。

 

さらになぜこんな画像を作成してしまったのかということについては、写真に映った人の顔と動物や物、他人の顔などを交換するアプリを友人と使用していた際に起こってしまったと説明している。

 

 

またSerranoさんは教会側の反応については「それが引き起こした怒りにショックを受けている」といい、落胆を隠せない。

 

他方でなぜ写真を削除しなかったのかということについては、「表現の自由を行う権利があるから写真を削除するつもりはなかった。たとえ誰かを侮辱するつもりがなかったとしてもだ」と述べている。

 

キリストを篤く信仰する教会側の怒りはわからなくもないが、いたずら心で作成した画像のために罰金を支払わなければならないとは少々哀れな気がする。(了)

 

出典元:The Local Spain:Spaniard who photoshopped his own face on Christ statue ordered to pay damages to Church(2/7)

出典元:RT:Jesus photoshopped: Brotherhood sues Spanish man over messiah ‘mockery’(2/8)