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ドイツで飼い犬が突然、赤ちゃんの頭に噛みつき死亡させる事件が発生

ドイツで飼い犬が突然、赤ちゃんの頭に噛みつき死亡させる事件が発生
AC

ドイツで飼い犬が赤ちゃんに噛みつき、死亡させるという非常に痛ましい事件が発生し、関心が多く寄せられている。

 

生後7カ月の赤ちゃんに突然噛みつく

 

この事件は9日、ドイツの南部のヘッセン州バート・ケーニヒで起きた。

 

この場には飼い主も居合わせており、犬は生後7カ月である飼い主の子供の頭に突然噛みついたという。

 

警察によると事件発生後、父親が即座に救急車を呼び、子供を応急診療所へと搬送。当初は安定した状態にあったが、その日のうちに噛み傷が原因で亡くなったという。

 

突然噛みついた理由やこれまでの攻撃行動は明らかになっていないが、犬は5歳のアメリカン・スタッフォードシャー・テリアとの雑種とみられている。

 

この事件の発生後、犬は動物保護施設に収容されているが、警察のスポークスマンによると施設内でも攻撃的な行動を見せているという。

 

ドイツでは犬に噛み殺される事件が発生したばかり

 

ドイツでは今月3日にも犬が突然人を襲い、死に至らしめるという事件が発生したばかりだった。

 

 

この事件では犬の飼い主であった52歳の女性と、その27歳の息子が犬に噛まれたことにより死亡。

 

飼い主を襲った犬は、今回赤ちゃんに噛みついて死亡させたのと同じ犬種であるアメリカン・スタッフォードシャー・テリアとみられており、ドイツでは同犬種による相次ぐ事件に波紋が広がっている。

 

飼育の許可が下りていなかった今回の犬

 

ドイツでは人間に危害を加える恐れがあり、危険とされる特定の犬種を飼育する際には、特別な許可が必要となっている。

 

事件が発生したヘッセン州においても、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの飼育にあたっては特別な許可が必要となっていたが、今回の犬に関しては許可が取得されていなかったという。

 

人間にとってペットは癒しを与えてくれるものであるが、その感情を人間が常に推し量ることができるわけではなく、時には攻撃的になることもある。ペットとして安全に飼うことができる動物と、そうでない動物との区別はよりはっきりと行われるべきなのかもしれない。(了)

 

出典:The Local Germany:Family dog bites seven-month-old baby to death in Hesse(4/10)

出典:Belfast Telegraph:Baby boy dies after attack by family dog in Germany(4/11)

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