化学物質を積んだタンカーにドローンが命中、イランから発射された可能性
インド洋を航行中のタンカーに、ドローンが命中し、一時火災が発生したという。
インドへ向かっていた「ケム・プルート号」
アメリカ軍は12月23日、イランから発射されたドローンが、インド洋を航行中の、化学物質を積んだタンカーに命中したと明らかにした。
そのタンカーの名前は「ケム・プルート号」。イスラエルと関係があるとみられ、当時はサウジアラビアからインドへ向かっていたという。
ドローンが命中した「ケム・プルート号」は一時火災に見舞われたが、その後鎮火し、死傷者は出なかったそうだ。
DRONE ATTACK ON MV CHEM PLUTO-Indian Coast Guard Maritime Rescue Coordination Centre,Mumbai received information regarding fire onboard MV Chem Pluto. The Merchant ship with 20 Indian &01 Vietnamese Crew was reportedly attacked by a suspected drone strike on aerial platform.(1/6) pic.twitter.com/CpioW9MfT9
— Indian Coast Guard (@IndiaCoastGuard) December 23, 2023
リベリア船籍で、日本企業が所有
「ケム・プルート号」はリベリア船籍で、日本企業が所有し、オランダの船舶会社により運航されているという。
23日の午前10時(現地時間)に、インド・グジャラート州ベラバル市の南西200海里(370キロ)で、ドローンの攻撃を受けたそうだ。
アメリカの国防総省は、この攻撃により、船体に構造的な損傷が生じたと明らかにした。
紅海での攻撃もイランが関与か?
アメリカはイランが直接、船舶を攻撃したと非難しているが、現時点でイラン側はコメントをしていない。
また紅海では、イエメンの反政府勢力「フーシ派」が、イスラエルと関係のある船舶に対して、ドローンやロケット弾を使用しているが、アメリカは、この攻撃にもイラン政府が深く関与していると非難してきた。
紅海での商船に対する攻撃に関して、イランは否定し続けているが、同時にイラン革命防衛隊は、ガザ地区で「アメリカとその同盟国が犯罪を続ける」場合、紅海以外の水路の閉鎖を強制する可能性があると警告していたという。(了)
出典元:BBC:Tanker hit off India coast by drone from Iran, says US(12/24)