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テイラー・スウィフトのコンサートが中止、テロ攻撃の計画が発覚

テイラー・スウィフトのコンサートが中止、テロ攻撃の計画が発覚
Instagram/taylorswift

オーストリアで行われる予定だった、テイラー・スウィフトさんのコンサートが中止に追い込まれた。

 

ウィーンで3回のコンサートを予定

 

スウィフトさんは8月8日と9日、10日に、オーストリアの首都、ウィーンで3回のコンサートを開催する予定だったが、全て中止となった。

 

これは8月7日に、オーストリア国内において、テロ攻撃を計画した疑いで2人の容疑者が逮捕されたためだ。

 

容疑者のうち1人は19歳のオーストリア市民で、7日の朝に逮捕され、もう1人もその日の午後に拘束されたという。その後、全てのコンサートの中止が発表された。

 

米諜報機関からの情報提供

 

オーストリア内務省のフランツ・ルフ公安局長によれば、容疑者らはネットで過激化し、19歳の容疑者は7月初めにISIS(イスラム国)の指導者に忠誠を誓っていたという。

 

また19歳の容疑者は、スウィフトさんのウィーン公演に特に注目していたそうだ。

 

これらのテロ情報は、アメリカの諜報機関から、オーストリアや欧州刑事警察機構(ユーロポール)に伝えられたと言われている。

 

情報筋によれば、アメリカの諜報機関は、容疑者の少なくとも1人が、7月初旬に「テレグラム」で、「ISIS-K」に忠誠を誓っていることを発見したという。

 

しかし、実際に爆弾が製造されたかどうかは、明らかになっていない。ただオーストリアの捜査官は、爆弾になる前の物質を発見しており、犯人にはある程度の動機と計画があったとの見方を示している。

 

コンサートには1日6万5000人の観客が訪れる予定で、さらに会場外にも1万~1万5000人のファンが集まるとみられていた。(了)

 

出典元:ABC News:Taylor Swift shows in Vienna canceled after 2 arrested for planning terror plot(8/8)

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