ホテルに立て籠った犯人、遠隔操作されたロボットに取り押さえられる
アメリカで、ホテルの部屋に立てこもった犯人が、ロボットによって取り押さえられた。
ロボットが床に押さえつける
その事件が起きたのは9月18日、場所はテキサス州の町、ラボックとされている。
その日の朝、町にあるホテル「ラボック・デイズ・イン」の部屋に、フェリックス・デラロサ容疑者(39)が立て籠もり、警官に向けて発砲したという。
警察は、ラボック郡保安官事務所のSWATチームに支援を要請。また爆弾処理班の遠隔操作型のロボットを使用したそうだ。
ロボットは、デラロサ容疑者の部屋に催涙弾を発射。割れた窓から這い出てきた容疑者を轢き、床に押さえつけ、その間にSWATチームが介入し、デラロサ容疑者を拘束したという。その様子がこちら。
NEW: Police robot dodges a bullet, teargasses a man, and pins him to the ground during a standoff in Texas.
39-year-old Felix Delarosa was seen throwing a bedsheet on the robot and firing at it before getting teargassed by the device.
Delarosa was wanted by Texas’ “anti-gang”… pic.twitter.com/k49eXtC73S
— Collin Rugg (@CollinRugg) September 19, 2024
仮釈放中に違反を犯す
デラロサ容疑者は2017年、規制薬物の製造と配送の罪で懲役20年の判決を受けたが、2022年4月に仮釈放されたという。
しかしその後、デラロサ容疑者は電子監視装置を勝手に改造。仮釈放中に違反を犯したため、逮捕状が出ていたそうだ。
警察はホテルの部屋に立てこもったデラロサ容疑者と連絡をとり、説得を続けようとしたが、その最中に同容疑者は警官に向けて発砲したという。
結局、この立て籠もりは2時間も続き、拘束されたデラロサ容疑者はその後、公務員に対する加重暴行の罪で起訴された。(了)
出典元:KCBD:Wanted man barricaded in Lubbock motel room shot, gassed out and taken into custody(9/18)