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マレーシアで先週、ガスのパイプラインが爆発する事故が起き、その恐ろしい様子が撮影された。

20階建ての建物が炎上、クレーターも

この事故が起きたのは4月1日、場所は首都・クアラルンプールの郊外とされている。

国営石油会社「ペトロナス」によれば、この時ガスパイプラインの1つが破裂し、爆発が起き、巨大な火の玉が上空に舞い上がったという。

またその後火災も発生し、20階建ての建物が炎上。近くの空き地には巨大なクレーターもできたそうだ。当時の様子がこちら。

A huge fire at a gas pipeline in Malaysia has injured more than 30 people and forced residents to evacuate their homes on the outskirts of Kuala Lumpur. pic.twitter.com/5Az395f13V

— Al Jazeera English (@AJEnglish) April 1, 2025

145人が火傷などで負傷

マレーシアの保健相によれば、この火災で子供3人を含む、145人が負傷したという。そして67人が火傷を負い、公立病院で治療を受け、37人が診療所や私立病院で治療を受けているそうだ。

また火災は数時間近く燃え続け、消防署によると190軒の家屋と148台の車が被害を受けたという。

住民の中には、強い揺れを感じ、家が大きく揺れたと証言した人もいるそうだ。

現在、爆発の原因を調査しており、現場から290メートル以内の住宅は、当面立ち入り禁止になるという。

アンワル・イブラヒム首相は事故後、被災地を訪問し、被災者への財政支援を発表。マレーシア政府と「ペトロナス」が被災した住宅の修復に責任を持つが、それには数カ月かかる可能性があると語った。（了）

出典元：AP：A fireball from a burst gas pipeline in Malaysia injures 145 people(4/1)