オレゴン州でも税関・国境警備局の職員が2人に銃を発砲、男女が病院へ搬送

アメリカのオレゴン州で、移民の取り締まりを行っていた連邦職員が、2人に銃を発砲する事件が起きた。
税関・国境警備局が男女に発砲
1月7日、ミネソタ州のミネアポリスで、移民関税執行局(ICE)の職員が女性を射殺する事件が起きたばかりだが、1月8日にはオレゴン州の町、ポートランドでも再び税関・国境警備局(CBP)の捜査官が、男女に発砲した。
ポートランド警察によれば8日の午後2時15分過ぎ(現地時間)に、サウスイースト・メインストリートで銃撃事件が発生したとの通報を受け、現場に急行したという。
そして銃撃現場から約5キロ離れた交差点で、銃撃を受けた男女を発見。2人は病院へ搬送されたそうだ。
この事件については現在、FBIが捜査を主導しているという。CBPとICEはどちらも、国土安全保障省の管轄下にある。
再び「運転手が捜査官を轢こうとした」と説明
まだ事件の詳細は明らかになっておらず、病院へ搬送された男女の容態も明らかにされていない。
国土安全保障省は、運転手が「車両を武器化した」後、捜査官が「防御射撃」を行ったと説明。税関・国境警備局(CBP)の捜査官が車両の停止を求めた後、運転手が捜査官を轢こうとしたという。
しかしこの説明は、ミネアポリスでICEの職員が女性を射殺した時の言い訳と同じであり、公開されている動画でも、ICEの職員は車に轢かれておらず、轢かれそうになっているようにも見えない。
今回の事件では、捜査官が銃を発砲した後、車に乗っていた男女は走り去っていったそうだ。
市長は捜査活動の停止を要請
ポートランド市長のキース・ウィルソン氏は、ミネアポリスでの死傷事件に続く、今回の銃撃事件は「非常に憂慮すべき事態」だとし、次のように述べた。
「憲法上の保障が損なわれ、流血が拡大するのを黙って見ているわけにはいかない。ポートランドは武装化された捜査官の『訓練場』ではなく、トランプ政権が脅迫する『完全な力』は、致命的な結果をもたらす。市長として、完全に捜査が完了するまで、ICE(移民関税執行局)に対し、ポートランドにおけるすべての捜査活動を停止するよう要請する」
その上でウィルソン氏は「私は、住民の市民権と人権を守るために、あらゆる法的・立法上の手段を行使する」と述べた。
ポートランドは民主党の地盤とされ、トランプ政権による移民取り締まりの対象となっている都市の1つとされている。(了)
出典元:CBC:Driver, passenger shot in Portland, Ore., ‘weaponized’ vehicle: federal officials(1/8)


























