Switch news

知っておきたい世界のニュース

FBI『10大最重要指名手配犯』に新たな人物 懸賞金最大1億5000万円

FBI『10大最重要指名手配犯』に新たな人物 懸賞金最大1億5000万円
FBI

米連邦捜査局(FBI)は9月28日、ゴールディ・ブラールの別名で知られるサティンダージート・シン(Satinderjeet Singh)容疑者を、「10大最重要指名手配犯(FBI Ten Most Wanted Fugitives)」リストに追加したと発表した。情報提供に対しては、逮捕につながる場合に最大100万ドル(約1億5000万円)の懸賞金が支払われる。

 

FBIロサンゼルス支局によると、同容疑者は殺人、恐喝、薬物関連犯罪など複数の連邦法違反に関与したとして指名手配されているという。今回の追加で、同リストへの掲載は通算543人目となった。

 

北米で活動する犯罪組織に関与か

 

シン容疑者は、米国とカナダで活動するインドのギャング、ローレンス・ビシュノイが率いるとされる組織犯罪グループに関与した疑いで米当局から訴追されている。北米地域における同組織のリーダーを務めていたとされるのが、同容疑者だ。

 

ビシュノイ系組織は標的型暗殺や殺人、誘拐、恐喝、暴行のほか、麻薬や武器の密売に関与したとみられている。活動地域は、米国南カリフォルニアを含む米国内各地とカナダに及ぶ。

 

サティンダージート・シン容疑者は、組織犯罪を取り締まる米国のRICO法に基づく組織犯罪への関与の共謀や、恐喝による商取引への干渉・干渉未遂の共謀、規制薬物の流通・所持に関する共謀などで、ロサンゼルス連邦地裁に起訴されている。

 

大規模な国際捜査をすり抜け逃亡中

 

今回の発表は、2026年7月に公表された国際捜査「Operation Hardball」に関連するものだ。同捜査では、インドを拠点とする3つの国際犯罪組織に関連した37人が起訴された。起訴内容には、恐喝、銃撃、麻薬密輸などのほか、2023年にカナダで発生した、シーク教徒の独立運動を支持していた活動家のハーディープ・シン・ニジャール氏殺害事件も含まれている。

 

当局によると、起訴対象者の多くはすでに拘束されたものの、一部は依然として逃亡中であり、サティンダージート・シン容疑者もその一人だ。

 

FBI「武装しており危険」

 

FBIは、サティンダージート・シン容疑者について「極めて暴力的で、武装しており危険」と説明している。また、同容疑者はカリフォルニア州およびカナダ各地に居住していることで知られているという。

 

同局は市民に対し、容疑者を発見した場合は接触を試みず、法執行機関へ通報するよう呼びかけている。匿名での情報提供も受け付けるとしている。

 

リストの入れ替わりが相次ぐ2026年

 

2026年は、FBIの10大最重要指名手配犯リストでは、掲載者の逮捕や新規追加が相次いでいる。

 

1月22日には、最大1500万ドル(約22億5000万円)の懸賞金が掛けられていたライアン・ジェームズ・ウェディングが逮捕。3月12日には、アニバル・アレクサンダー・カネロン・アギーレが登録された。4月14日に掲載されたカショーン・ニコラ・ローパーと8月11日に掲載されたグレゴリー・ヘンダーソンJr.は、掲載翌日に逮捕されている。

 

最も長く登録されているのは、バドレシュクマール・パテル容疑者で、2015年に妻を殺害した容疑で2017年に掲載された。2026年3月には、懸賞金が25万ドル(約3750万円)から100万ドルに引き上げられている。

 

懸賞金は、逮捕につながる情報の提供者が対象。FBIは市民に対し、自分の判断で危険な相手を捕まえに行かないようにすすめている。(了)

 

出典元:FBI Ten Most Wanted Fugitives:Satinderjeet Singh (9/28)

出典元:U.S. Department of Justice:International Crackdown on India-Based Organized Crime Gangs Results in 24 Arrests in U.S., Canada, and Europe(7/7)

出典元:FBI:Reward Increases to $1 Million for FBI’s Ten Most Wanted Fugitive Bhadreshkumar Patel(3/10)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top