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米パイプ爆弾の犯人が事件前にSNSで脅迫、ツイッター社が報告を受けるも対応せず

米パイプ爆弾の犯人が事件前にSNSで脅迫、ツイッター社が報告を受けるも対応せず
Facebook/Cesar Altieri Sayoc

トランプ大統領に批判的な人物やメディアなどに合計13個のパイプ爆弾が送りつけられた事件で、先日容疑者が逮捕された。

 

フロリダ在住の56歳の男を逮捕

 

10月22日から25日にかけて、民主党のバラク・オバマ元大統領やヒラリー・クリントン元国務長官の自宅、さらにトランプ氏に批判的だったメディア、CNNのニューヨーク支局にパイプ爆弾(IED爆弾)が送り付けられた。

 

またトランプ大統領を辛辣に批判し続けてきた俳優のロバート・デ・ニーロ氏の事務所や、民主党の大口資金提供者で投資家のジョージ・ソロス氏にも同時に爆弾が郵送されたという。

 

そして10月26日、米連邦捜査局(FBI)はフロリダ州在住のCesar Sayoc容疑者(56)を、爆発物の郵送、元大統領への脅迫など5つの連邦法違反の容疑で逮捕。有罪となれば禁固48年の実刑判決が下される可能性があると言われている。

 

熱狂的なトランプ支持者

 

実はこの容疑者の男は、トランプ大統領の熱狂的な支持者とされ、以前からSNSなどに自らの写真などを投稿してきたという。

 

そして写真の中には共和党大会に出席している自身の姿もあり、ジムで体を鍛えている動画や、筋肉のついた自らの体を披露する画像もフェイスブックなどに投稿していたとか。

 

 

また押収されたバンにはトランプ大統領のステッカーが大量に貼られ、その中には戦車に乗ったトランプ氏や、オバマ前大統領やクリントン元国務長官に銃の照準を当てた画像もあったと言われている。

 

事件前に同容疑者に脅迫される

 

さらに同容疑者は事件が起きる2週間前に、民主党の前報道官であり、現在FOX NEWSの政治アナリストを務めているRochelle Ritchieさんを脅迫するツイートを送っていたことも明らかになった。

 

そのツイートには「お前は脅迫するのが好きなようだ。我々、セミノール族(先住民)がお前の脅迫に答えよう。(略)我々はきっとお前に会うだろう。お前が家を離れるたびに、お前の愛する人間を心から親しみを込めてハグするだろう」と書かれていたという。

 

脅迫されたRitchieさんは「私の生活を脅かすなんて、ひどいアイディアね」とツイートし、直ちにツイッター社に対し「命の危険が迫っている」と報告。

 

しかしツイッター社は同容疑者のアカウントを停止することなく、「虐待や暴力行為に関するツイッタールールに違反はありませんでした」と返信してきたとか。

 

その後、同容疑者はパイプ爆弾を政治家やCNNなどに次々と送りつけ、事件が発覚して逮捕されることに。

 

脅迫された女性がツイッター社を非難

 

このようなツイッター社の対応に対しRitchieさんは、同容疑者から送られてきた内容とツイッター社の返信の写真を共に添付し、次のようにツイートした。

 

「ねえ、ツイッター、覚えている?私がテレビ出演した後、私に向かって脅迫してきた男について報告したことを?よく考えて(ねえ、聞いて)、これが有力政治家に爆弾を送り続けた男だってことを!」

 

 

その上でRitchieさんは、ツイッター社が当初、彼女の警告を真剣に受け取らなかったとして、非難している。

 

その後、ツイッター社は「最初に報告があった時にミスを犯した」とRitchieさんに謝罪。さらに「Sayoc容疑者のツイートは明らかにルール違反だった」と認め、現在そのアカウントを閉鎖し、調査を行っていると伝えてきたという。

 

 

今回の事件で郵送された爆弾は雑な作りだったが本物で、幸いにも1発も爆発はしていない。しかし、このようなものが多くの政府関係者やメディアに送られたことは前例がないという。(了)

 

 

出典元:NYPost:Political pundit says bombing suspect threatened her on Twitter(10/26)

出典元:HUFFPOST:Twitter Admits Mistake After Fox News Pundit Says They Disregarded Bomb Suspect’s Threats(10/26)

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