核兵器も搭載できる露の爆撃機が着陸に失敗、真っ二つに折れて爆発炎上
北極圏にあるロシア軍基地で、爆撃機が着陸に失敗し、2つに折れて爆発する事故が発生した。
2つに折れ曲がって爆発する
この事故が起きたのは1月22日、場所はロシア北西部の町、ムルマンスクとされている。
その日、超音速爆撃機の「Tu-22M3(ツポレフ)」は、激しいブリザードで視界不良の中、滑走路に着陸しようとしていたという。
しかし着地した瞬間、機体が前のめりになり2つに折れ曲がり、その後爆発炎上した。
※動画はショッキングな場面が映っているため、閲覧にはご注意頂きたい。
垂直の突風が機体を直撃か?
この「Tu-22M3」は核兵器も搭載できる爆撃機だったが、ロシア国防省によれば、この時は爆弾などを搭載していなかったという。
ただしこの事故により、4人いた乗組員のうち3人が死亡。現在事故原因について軍の調査が進められ、機体を製造した会社「ツポレフ」の専門家も調査に加わる予定とされている。
— Joseph Dempsey (@JosephHDempsey) 2019年1月26日
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— Joseph Dempsey (@JosephHDempsey) 2019年1月27日
航空専門家のVadim Lukashevich氏は、機体が着陸する前に垂直の突風が吹き、それが機体を直撃したことが事故の原因だと考えているようだ。
「Tu-22M3」はツインエンジンの超音速爆撃機で、1980年代に開発されたのだが、現在でも多くの機体がロシア空軍で運用されているという。(了)
出典元:MailOnline:Shocking moment Russian ‘Backfire’ bomber splits in two and explodes into a fireball after landing heavily in a blizzard killing three of its crew(1/27)
出典元:Mirror:Moment Russian bomber splits in two and explodes into fireball killing crew(1/27)