金属泥棒が盗んだ?露で橋が破壊され、その後全てが消えてしまう
ロシアで川にかかっていた橋が消えているのが明らかとなり、住民らが困惑しているという。
川に落とされ、その後全てが消える
その消えた橋は、北極圏の都市、ムルマンスクにある街、OktyabrskayaのUmba川にかかっていたものとされている。
橋の長さは75フィート(約23m)、重さは56tもあったが、ある日突然崩されて、川に落ちていたという。
しかもその後、落ちた橋すら消えているのが分かり、写真がSNSの「VK」によって拡散された。住民はこれが金属泥棒の仕業ではないか、と疑っている。
住民は自然の仕業ではないと警察に通報
実際、5月16日撮影された時には、橋の中央部分が川に落ちている様子が映っていたという。
しかし5月26日に空から撮影された写真には、落ちた橋が跡形もなく消えていたそうだ。
このため地元住民は、橋が崩れ落ちたのも、またはその後に全てが消えたのも、自然の仕業ではないと考え、地元のKirovsk警察に通報したという。
住民らは金属泥棒が橋を崩壊させ、その上で金属を盗んだと訴えているが、検察当局も現在、その可能性について捜査を進めていると認めている。
もっともこの橋は以前、Aikuven村とLovozeroの街をつなぐ鉄道橋として利用されてきたが、現在は住民も減少したため、数年前から使われなくなっていたそうだ。
しかし捜査関係者は、この盗難によって橋のオーナーには60万ルーブル(約100万円)の損害が発生したとみている。(了)
出典元:MailOnline:Who stole our BRIDGE? Russian town blames thieves after 56-tonne structure vanishes without a trace(6/5)
出典元:INDEPENDENT:‘Metal thieves’ steal 56-tonne, 23-metre rail bridge in Russia(6/5)