ナイアガラの滝から男性が落下、大きなケガを負わず奇跡的に助かる
男性がナイアガラの滝から落下するも、奇跡的に助かったとして、複数の海外メディアが伝えている。
男性は命に関わるケガもせず
ナイアガラパーク警察によれば、男性は7月9日午前4時頃に、Horseshoe Falls(カナダ滝)を登っていたという。
この滝はナイアガラを構成する3つのうち最も大きなものだったが、その後男性は57mの高さから落下したそうだ。
通報を受けた警察は、滝の下を捜索。しかしその後、男性は下流にあるジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズの展望台付近の岩に座っているところを発見された。
救助された当時、男性の体には命に関わるケガは見当たらなかったが、その後病院へ搬送されたという。
@NiagParksPolice 0400 responded to male in crisis brink of Horseshoe Falls. On arrival male was observed to climb over retaining wall and swept over falls. Male was found sitting on rocks after search of lower river w/non life threatening injuries. Trans. to hosp. further care
— Niagara Parks Police (@NiagParksPolice) July 9, 2019
助かった理由は水量の多さか?
しかしなぜ、男性は巨大な滝から落下しても、大きなケガを負わなかったのだろうか。
その原因の1つが水量の多さだ。
ナイアガラフォールズ市のJim Diodati市長は「常に水位が高い状態だったことが、男性の命を救ったと信じています」とコメント。さらに次のように述べている
「エリー湖の水位がいつより高く、激しくオンタリオ湖に流れている時、Horseshoe Fallsの下にある大きな丸石を通り過ぎるチャンスがより多くなります。このような落下で唯一生き残れる方法は、下にある大きな岩を通り越すことです」。
これまでにもナイアガラの滝には人が入り込み、落下する事故は起きているという。そして多くの人が亡くなっており、助かった人は一握りだと言われている。
そして毎年、およそ25名が滝に飛び込み、自殺をしているそうだ。(了)
出典元:BBC:Man survives plunge over Niagara Falls waterfall(7/10)
出典元:NYPost:Man miraculously survives plunge over Niagara Falls(7/9)