22年間行方不明だった男性の車、Googleアースにより池の底で発見される
アメリカで長い間行方不明になっていた男性の車が、Googleアースによって池に沈んでいるのが発見された。
衛星画像で湖に沈んだ車を発見
地元メディアの「Florida Sun Sentinel」が9月12日に伝えたところによれば、フロリダ州Lake Worthの住人、Barry Fayさん(50)が8月28日にGoogleアースを使っていたところ、自宅の裏にある池に沈んでいる車を発見したという。
Googleアースは衛星からの画像を表示しているが、地上からは沈んだ車は見えなかったそうだ。
パームビーチ郡保安官事務所は、その車が「1994年製 Saturn SL」で、長い間水に使っていたため外観はひどく石灰化していたと述べている。
22年前、1997年11月に消息を絶つ
そして9月10日、池から車が引き上げられ、車内で白骨化した遺体の人物が、Lake Worthに住んでいたWilliam Earl Moldtさん(当時40歳)だったことが確認されたという。
Moldtさんの消息は1997年11月7日を最後に途絶えており、当時彼はガールフレンドに「すでにナイトクラブを出て、まもなく家に着く」と連絡していたそうだ。
もっともなぜ、Moldtさんの車が池に落ちたのかは分かっていない。彼の車が池に落ちた時、この地域の住宅街は建設中だったとか。
Moldtさんはその夜、1人でクラブを後にしており、当時は酔っているようには見えなかったという。また彼は頻繁に飲みに来る客でもなかったそうだ。
行方不明になりこのような形になって発見されたのは残念だが、新しい技術によって遺体が回収されたことは良かったと言えるかもしれない。(了)
出典元:NYPost:Google Earth spots car in Florida pond — with remains of driver missing for 22 years(9/12)
出典元:The Florida Sun Sentinel:Google Earth uncovers car in pond — and skeleton of driver missing for 22 years(9/12)