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中南米で使われていた密輸用潜水艇、大西洋を越えスペインの沿岸で拿捕される

中南米で使われていた密輸用潜水艇、大西洋を越えスペインの沿岸で拿捕される

スペインで大量のコカインを積んだ密輸用潜水艇が発見され、船に乗っていた男らが逮捕された。

 

スペイン北西部沿岸で発見される

 

この事件があったのは11月24日、スペイン警察と税関職員などは、北西部にあるガリシア州の沿岸で「narco-submarine」と呼ばれる潜水艇を拿捕した。

 

その潜水艇の中には3tのコカイン(152包:末端価格で約120億円)が積まれていたとされ、警察は船から泳いで岸へ逃げようとしていた2人の男を逮捕、もう1人は現在も逃走を続けているという。

 

この潜水艇の長さは20m、完全に海へ潜るのではなく、「半潜水」の乗り物で、現在は Aldán港に留め置かれているそうだ。

 

大西洋を横断してきた潜水艇

 

今回の捜査は、EUの「海洋分析オペレーションセンター」がスペインの「対テロ組織犯罪情報センター」に対し、「コカインを積んだ怪しい船が大西洋を渡り、スペインへ向かっている」との情報伝えたことがきっかけだという。

 

その後、各国の捜査機関の協力のもと空と海の両方で捜索が行われ、ガリシア州周辺の沿岸にも警備を補強するため、多くの捜査員が送られたそうだ。

 

しかし天候が悪化していたため、犯人らは予定していた2隻目の船にドラッグを移し替えることはできなかったと見られている。

 

そしてスペインのグアルディア・シビル(治安警察)が暗視ゴーグルを使い、その後潜水艇の場所を特定、乗組員が逃げていくのに気づいたという。

 

このエリアで潜水艇が使われたのは初めて

 

このような潜水艇は、主に中南米の国で麻薬の密輸に使われているとされてきた。また今回、逮捕された犯人もエクアドルの人間だと言われている。

 

スペインのガリシア州は、長い間コロンビアのコカインをヨーロッパへ流通させるための主要な玄関口になってきたという。

 

しかしこのエリアで、潜水艇を使った輸送システムが使われたのは今回が初めてだとされている。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Cocaine seized from ‘narco-submarine’ in Spain was likely headed for UK(11/27)

出典元:EL PAIS:Spanish police take stock of ‘narco-submarine’ contents: over three tons of cocaine(11/28)

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