飼い主を救うため強盗に襲いかかったドーベルマン、銃で撃たれるも回復
南アフリカで、強盗に襲われた飼い主を助けようとするドーベルマンの映像が公開され、注目を集めている。
給料を狙った強盗たち
南アフリカの街、Brakpanに住む男性、Loodewyk De Jagerさん(58)は9月1日、近くの銀行からお給料を引き出し、車で自宅に戻ってきたという。
しかし家の門の前まできた時、後ろに怪しい車が止まり、中から2人の強盗が銃を手にして降りてきたそうだ。
強盗の1人はLoodewykさんの車のキーを抜き、「金はどこだ?お前が金を持っているのはわかっている」と脅してきた。
孫娘とドーベルマンが現れる
その時、Loodewykさんを迎えに来た孫娘が2頭のドーベルマン「Niki」と「Duiwel」と一緒に門の前に現れ、すぐに強盗だと気づいたという。
すると1頭のドーベルマン「Niki」が強盗の1人に向かって飛びかかり、地面に突き倒した。
倒された強盗は報復として銃を3発発射。そのうちの1発が「Niki」に命中し、大ケガを負うことに。
合計14針縫う大ケガを負うも回復中
その後、強盗らは車から給料を奪って立ち去り、「Niki」は動物病院へ搬送されて、治療を受けたそうだ。
銃弾は犬の背中から胃に向かって貫通しており、結局「Niki」は背中を7針、胃の横側を7針縫うことになったという。
そして手術は成功し、現在「Niki」は回復に向かっている。Loodewykさんは次のように語っている。
「彼女(Niki)は私の命を救ってくれました。奴らは私を撃ったでしょう。奴らは言ったんです、私を撃つつもりだと」
友人であるRiaan Viviersさんは、給料を奪われたLoodewykさんのため、クラウドファンディングのページを立ち上げ、支援を呼びかけているという。(了)
出典元:METRO:Moment dog takes bullet to save owner’s life during armed robbery(9/7)